「若駒Ｓ」（１９日、京都）

　東スポ杯２歳Ｓ４着のヴェロックスは１７日、栗東ＣＷで単走。ゆったりと始動し、徐々にギアを上げてペースアップ。直線は偶然にも、他厩舎と“３頭併せ”の形になったが、ゴーサインが出されると、最内からグンと加速。しまい重点にシャープな伸び脚を披露した。

　５Ｆ６９秒４-３９秒５-１１秒８。猿橋助手は「リフレッシュされていい雰囲気ですし、順調に来ています。牧場でも回復が早かったようですからね。調教をやっても体が減らなくなっているし、いい方に向かっています」と体調の良さを伝えた。

　陣営期待のジャスタウェイ産駒。近２走は２、４着ともたついているが、仕切り直しの一戦で軌道修正したいところだ。「前走は（直線で）不利もありましたが、それでも伸びてほしかった。もう少しパンとしてからかもしれませんが、何とかいい結果を出したいですね」。新馬戦以来のＶを飾り、再びクラシック候補に名乗りを上げる。