【シルクロードS】アドマイヤムーン産駒が高適性、ディープインパクトは不振気味/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年01月24日(木) 19:00

シルクロードS過去10年

 27日に京都競馬場で行われるシルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)について種牡馬別に検証していく。

 最多となる4回の馬券絡みはアドマイヤムーン、3回でマンハッタンカフェサクラバクシンオーが続く。

 アドマイヤムーン産駒は1-2-1-3で複勝率57.1%、複勝回収率384%。昨年のシルクロードSではファインニードルセイウンコウセイフミノムーンでワンツースリーを達成している。それも4番人気、5番人気、15番人気でのもので、3連複54280円の大波乱を演出した。このレースへの適性の高さは疑いようのないところだろう。今年はセイウンコウセイフミノムーンの2頭が出走する。

 サクラバクシンオー産駒は0-3-0-23で複勝率11.5%、複勝回収率36%。3回馬券に絡んでいるとはいえ、過去には09年スプリングソング、16年ビッグアーサーが1番人気を裏切っており、相性が良いとは言い難い。

 今年、サクラバクシンオー産駒の出走はないが、孫にあたるラブカンプーが出走、上位人気が見込まれている。ショウナンカンプ産駒は過去3回出走して、10年ショウナンカザンが4番人気で2着。

 今年はダノンスマッシュアンヴァルと2頭のロードカナロア産駒が人気を集めそう。ロードカナロア自身は12年にこのレースを制している。ロードカナロア産駒の京都芝1200m成績は、先週終了時点で5-4-2-21。複勝回収率は75%なので馬券妙味はないが、複勝率は34.4%と高い。舞台適性は高く、馬券的には重視した方が良いだろう。

 ディープインパクト産駒は0-0-0-6。そのうち4頭は5番人気以内に支持されており、昨年は2番人気のアレスバローズが2番人気で11着と大きく人気を裏切っている。昨年に引き続きアレスバローズが登録しているが、馬場なり展開なりの後押しが欲しいところだ。

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