【弥生賞】皐月賞トライアル、好走の条件とは/JRAレース展望

2019年02月26日(火) 06:00

皐月賞と同一条件で行われるトライアル・弥生賞を制するのは!?(撮影:下野雄規)

 皐月賞と同一条件で行われるトライアル競走で、早い段階で賞金確保に成功した有力馬が足慣らしとして登場してくる。出走権を確保していない馬は、もっと手薄な他のステップ競走に向かうことが多く、弥生賞は少頭数になるのが通例。中長距離志向の強い馬たちが多いことも相まって、本番の皐月賞とは異なる遅いペースで流れることが多い。

1.スピードと反応の鋭さが必要

 最近3年間のレースの上がり3Fは、35.1秒、35.0秒、34.3秒。中盤緩んで上がりが速くなるため、前で流れに乗れるスピードや、反応の鋭さが求められる傾向がある。2018年はその後ダービーを勝つワグネリアンが2着に差し届かず、先行したダノンプレミアムが勝利、2017年は逃げたマイスタイルが8番人気で2着。

2.前走1着の勢いが必要

 過去10年の勝ち馬のうち8頭までが前走で1着だった馬で、直近では6連勝中。前走1着馬有利の傾向は、朝日杯FSなどと同様だ。トーナメント戦で言えば準決勝の位置にあるレースで、前走で負けた馬の馬の巻き返しは簡単ではない。

3.オープン初挑戦は苦戦

 それ以前にオープン特別か重賞を走った経験のない馬の連対は、過去10年で2009年2着のミッキーペトラ一頭のみで、1着馬にはない。500万条件をステップ弥生賞を連対したプレイ、カミノタサハラマイスタイルの3頭には、いずれもそれ以前にオープン特別か重賞に出走した経験があった。


 ラストドラフト京成杯の勝ち馬。勝ちタイムはジェネラーレウーノが勝った前年と同じで、昨年末のホープフルSを上回る。新馬戦で負かしたヒシイグアスはその後2連勝しており、2戦2勝の字面以上に戦績は濃い。母は桜花賞マルセリーナで、スピードとキレ味を兼備。前走後も緩めることなく乗り込まれており、臨戦態勢という点で休み明けのライバルを上回る。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す