17日に阪神競馬場で行われる阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)。およそ1年ぶりとなった前走のAJCC(GII・芝2200m)を優勝したシャケトラ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)が、初の3000m戦へ出走する。

【辻野泰之調教助手】
「前走は1年ぶりの競馬とは思えないくらい最後まで力強い走りを見せてくれました。前走後はノーザンファームしがらきへリフレッシュ放牧に出て、ここに向けてピッチを上げてきました。レースを使ってすぐなので、動きや状態が上がるペースも早いですね。1週前追い切りは戸崎圭太騎手騎乗で行って、気持ちを競馬へと持っていきました。前走は久々でハッスルするところがありましたが、あれがいいガス抜きになってくれていればと思います。気持ちで走る馬なので、前半うまく走ってくれればと思いますし、3000mにメドを立てたいですね」

(取材：大恵陽子)