【マーチS予想】好位からの競馬で◎テーオーエナジー/JRAレース展望

2019年03月24日(日) 07:00

同舞台で強さを見せているテーオーエナジー(撮影:下野雄規)

 1994年に創設されたハンデ戦のダート重賞で、以来、現在に至るまで11年を除き中山競馬場ダート1800mコースで行われている。4月のアンタレスS、5月の平安Sとともにダートグレード帝王賞へのステップレースだが、ハンデ戦でもあり波乱含み。中山競馬場で行われた過去10回のデータで、1〜3番人気馬は4勝2着3回3着6回。1番人気は1勝2着1回と信頼に応えられていない。斤量別では57キロ以上の馬が5勝。重いハンデを課せられた実力馬を軽視できない。

 強い4歳世代◎テーオーエナジーに注目だ。JBCクラシックはさすがに相手が強かったが、その後はオープン特別を2連勝。期待された佐賀記念は厳しいマークにあってスタミナを失ったが、今回は得意とする好位からの競馬が出来そうだ。改めて期待する。

 昨年の1番人気馬○ハイランドピークが強敵になりそう。前走の総武Sは早めに脚を使ったために最後は失速したが、大いに見せ場を作った。中山競馬場のダート1800mコースは8戦して3勝2着2回。逆転候補の筆頭だ。

 異例のローテーションで挑む▲ヒラボクラターシュも強い4歳世代を代表する1頭だ。佐賀記念を完勝し、名古屋大賞典はグリムを捕らえきれずに2着だったが、砂を被るような位置でも我慢できたようにレース振りには進境は見られた。この舞台は3戦して2勝2着1回。JRA主催の重賞初勝利まであと一歩だ。

 条件戦を勝ちあがったばかりの馬も紙一重。ダート競馬で7戦6連対の△アルドーレ、同じく中央のダートで9戦9連対△ジョーダンキング、ダートで3戦3勝△ロードゴラッソと、金蹄Sで大物感を見せた大型馬△サトノティターンまで抑えておきたい。

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