【大井・東京プリンセス賞】トーセンガーネットが2冠に挑む/レースの見どころ(地方競馬)

2019年04月21日(日) 17:00

前走の桜花賞を制して2冠に挑むトーセンガーネット(撮影:高橋正和)

 4/23(火)に大井競馬場で行われる東京プリンセス賞。浦和で行われた桜花賞に続く、南関東牝馬クラシックの2戦目だ。トーセンガーネット桜花賞で上位争いをした馬たちがここでも人気の中心になりそうだが、別路線組はどこまで食い下がっていけるか。主な出走馬は以下の通り。

■4/23(火)東京プリンセス賞(3歳・牝・SI・大井ダ1800m)

 トーセンガーネット(牝3、浦和・小久保智厩舎)は前走の桜花賞を優勝。早目先頭から最後は後続に7馬身差をつける圧勝だった。また、ニューイヤーカップではヒカリオーソらを抑えて優勝したように、同世代の牡馬相手でも見劣らない能力を示してきた。大井の1800mという条件はベストとは言えないが、地力の違いを見せ付けて2冠目となるか注目される。

 アークヴィグラス(牝3、大井・嶋田幸晴厩舎)は昨年の東京2歳優駿牝馬を優勝。前走の桜花賞では3着だったが、外枠でスムーズさを欠いた内容だったことを考えると見直す余地はあるだろう。戦績が示す通り実績はここでも最上位。1800mという距離は守備範囲だし、巻き返しを期待できそうだ。

 ゼットパッション(牝3、川崎・佐々木仁厩舎)は桜花賞を2着。トーセンガーネットには離されたが、内目を器用に立ち回る好内容だった。また、今年に入ってから桃花賞を優勝し、ユングフラウ賞では5着になるなど堅実に上位に食い込んできており、安定感も魅力の一つだ。これまでの内容を見る限り大井の1800mという条件に替わるのはプラス。あっと言わせるシーンがあってもおかしくない。

 他にも、前走上々の末脚を見せ好タイムで優勝したグレースレジーナ(牝3、大井・蛯名雄太厩舎)、末脚が堅実で1800mの距離で良さが出そうなダバイダバイ(牝3、船橋・坂本昇厩舎)、昨年の東京2歳優駿で2着したラブミーピンク(牝3、大井・堀千亜樹厩舎)らも上位争いを狙う。

 発走は20時10分。

■調教追い切り動画


■陣営インタビュー





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