【新潟大賞典予想】波乱必至のハンデ戦のカギを握るのはリピーター! 平成最後の重賞を締めくくるのはアノ人気薄?/JRAレース展望

2019年04月28日(日) 18:46

昨年の新潟大賞典を制したスズカデヴィアス。近走は精彩を欠いているが、ここで勝って平成最後の重賞覇者となれるか? 写真=稲葉訓也【netkeiba.com】

「平成最後」がテーマだそうである。この平成31年間で日本の競馬は劇的に変化した。筆者はマスコミの端くれということで報道側から解説すると、平成がスタートしたばかりの頃、スポーツ紙が中央競馬に割くスペースは本当に少ないものだった。今のように平日も見開きなんてことはあり得ない。

 例えば、(たまたま部屋にあった)平成元年5月4日付スポニチ。追い切りなのに、スペースは1枚。しかも下の方に浦和競馬、高崎競馬(時代を感じるなあ)を抱えながら。30年を経て、紙面のスペースは倍以上になった。時代の波に乗ったし、関係者の努力も凄まじかった。ファンと業界が一体となって奇跡を起こした31年間だったように思う。

 新潟大賞典が平成ラストというのも、なるほどという思い。平成のあいだにコース改修はさまざまな競馬場で行われたが、その画期的具合といったら新潟が飛び抜けている。650mを超える最後の直線、そして直線1000m競馬。直線競馬なんて欧州でしか行われないものだと思っていた。いやー、当時のJRA関係者の英断に感謝する。

 回り道したが本題、新潟大賞典。特徴あるコースだけに、リピーターが発生する。ということで、昨年の覇者スズカデヴィアスから入る。コーナー2回は明らかに合う。休み明けの金鯱賞も、最後方から進んだ割には追い上げた。当初から狙いはここだろう。蛇足だが、「鈴鹿」の鈴の字には令和の「令」が入っている。新時代への橋渡しにふさわしい勝ち馬だ。
(文=鈴木正)


令和初の記念すべき日本ダービーに向けたスペシャルコンテンツ『日本ダービー2019攻略塾』がオープン! ただいま、サイト内では『アナタの考える今年の日本ダービー馬投票』を実施中! 得票の多かった上位3頭は、直前対策で徹底分析いたします。ぜひ、アナタの一票を!

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す