【NHKマイルC予想】適性高い◎アドマイヤマーズに期待/JRAレース展望

2019年05月05日(日) 07:00

マイルで4戦無敗のアドマイヤマーズ

 かつては2000mのダービートライアルとして親しまれていた「NHK杯」が1996年から1600m戦へと条件変更され3歳マイル王決定戦的な意味合いを持つようになった。

 過去10年で1〜3番人気は7勝2着4回3着2回。1番人気に限れば5勝しているものの、2着3着はゼロという極端な結果になっている。

 ステップレース別では、やはりニュージーランドトロフィー組が5勝と最も多いが、桜花賞組も2勝。16年のメジャーエンブレム、17年アエロリットともに桜花賞では馬券圏内から外れながらも、このレースで巻き返している。さすがGI競走だけあって過去10年間の連対馬はすべて、前走か前々走で重賞競走を経験している馬だった。

 ◎アドマイヤマーズは昨年の最優秀2歳牡馬で、マイル戦は4戦4勝。朝日杯フューチュリティSでは人気のグランアレグリアを自ら捕まえに行って、突き放した内容は出色。マイラーとしての資質の高さを示すものだった。父ダイワメジャーはマイルGI・3勝馬で、母ヴィアメディチもフランスの芝1600m重賞勝ち馬。血統的にもマイル適性が高い。

 桜花賞で完璧な強さと速さを示した◯グランアレグリアも強い。休み明けを1度使われたことで上積みも見込めるものの、桜花賞でもやや気負いが見えた。今度はアドマイヤマーズに被せられない位置で競馬を進めるだろうが、圧倒的な人気が予想されるだけに一抹の不安も残る。

 3番手以下は混戦だが、まだ底を見せていない▲ヴァルディゼールに一票を投じたい。ロードカナロア産駒で、母系はアーモンドアイと同じセックスアピール系。前走のアーリントンカップは不利の連続で能力を出し切れていない。持ち時計の点で一抹の不安も残るが、新馬、シンザン記念を連勝した能力は出色だ。

 ほかではきさらぎ賞を勝ちながらも、当初からここ1本に目標を絞っていた△ダノンチェイサー、前走は初めての芝実戦にも関わらずに最後の直線で1度は先頭に立って見せ場を作った△グルーヴィット、追い込み鋭い△カテドラル。穴なら先行馬有利の展開となったニュージーランドトロフィーで目立つ末脚を繰り出した△ヴィッテルスバッハか。

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