【京都新聞杯予想】自慢の末脚を活かせる舞台で◎タガノディアマンテ/JRAレース展望

2019年05月04日(土) 07:00

末脚を活かせる舞台でタガノディアマンテに期待(撮影:下野雄規)

 かつては菊花賞トライアルとして重要な位置づけにあったレースだが、2000年以降は春シーズンに移設され、ダービーへのステップレースへと変更された。

 過去10年で、このレースの上位馬がどのレースをステップにしてきたかといえば皐月賞毎日杯共同通信杯といった重賞組と1800m以上の500万円以下の特別戦組に大別される。新馬戦、あるいは未勝利戦を勝って挑んできた馬は35頭がすべて4着以下に敗れている。

 逆に、このレースをステップにダービーで馬券の対象となった馬は3頭(13年キズナ=1着、15年サトノラーゼン=2着、12年トーセンホマレボシ=3着)。皐月賞組以外からでは唯一、優勝馬を輩出しているレースであり、1〜3番人気馬は8勝2着6回3着2回。1番人気は3勝2着2回3着2回と比較的堅調なレースだ。

 ◎タガノディアマンテは1勝馬とはいえ、きさらぎ賞2着、スプリングS4着。皐月賞は6着だったとはいえ、外枠から出走メンバー中、2番目の上がりタイムを繰り出した。半兄にタガノトネール(武蔵野S)、タガノエスプレッソ(デイリー杯2歳S)などがいる血統でレベルは高い。京都競馬場の外回りコースは、自慢の末脚を活かせる舞台だ。

 ◯ロジャーバローズは新馬戦に勝ったあと、紫菊賞でアドマイヤジャスタの2着したあと福寿草特別を快勝し、スプリングSでは2番人気に支持された。このときはパドックからイレ込み気味で、外枠ということあって先行力を生かせなかったが、改めて期待したい。

 上昇度が魅力なのは▲ヒーリングマインドだ。未勝利脱出まで5戦を要したが、6番人気で出走したアザレア賞で豪快な追い込みを決めた。タニノギムレット産駒の愛国産馬で母はモンズーン(独チャンピオンサイアー)×シンコウエルメス(ジェネラスの半妹)という血統。スケールの大きさを感じさせる馬だ。

 昨年の皐月賞2着サンリヴァルの全弟△ヴァンケドミンゴ、前走不利があったが末脚確かな△オールイズウェル、良血△サトノソロモン、まだ見限れない△ブレイキングドーンまで押さえておきたい。

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