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【金沢・石川ダービー】ほぼ全馬が未知の2000m戦へ　今年で3回目を迎える一戦/地方競馬見どころ

2019年06月04日(火) 05:31

移籍後、無傷3連勝で北日本新聞杯を制したスターキャデラック(撮影：谷口浩)

　本日4日に金沢競馬場で行われる石川ダービー(3歳・ダ2000m・1着賞金500万円)。今年で3回目を迎える一戦は、北日本新聞杯から続く金沢3歳路線の2冠目となっており、北日本新聞杯の上位3頭ら12頭が出走する。

　二冠がかかるスターキャデラック(牡3、金沢・加藤和義厩舎)は、重賞初出走となった北日本新聞杯で、好位追走から3コーナーあたりで先頭に立つと、そのまま後続を抑える横綱相撲を見せた。金沢に移籍してから無傷の3連勝、長く良い脚を使った前走を見れば距離延長も問題ないだろう。鞍上は3連覇がかかる吉原寛人騎手

　その北日本新聞杯で、スターキャデラックに半馬身差まで迫ったニューホープ(牡3、金沢・中川雅之厩舎)。2歳時には盛岡の若駒賞を3馬身差で制しており、中央のファルコンSを除くこれまでの10戦で、一度も掲示板を外していない安定した走りを見せている。最内枠から逆転なるか。鞍上は畑中信司騎手。

　4連勝をかけて挑んだ北日本新聞杯で3着となったロンギングルック(牝3、金沢・金田一昌厩舎)。重賞での好走歴も多く、近走の安定した先行力も魅力的。前走はスターキャデラックをマークして最後は離されたものの、最優秀2歳馬としての意地を見せられるか。鞍上は中島龍也騎手。

　他にも、中央からの移籍後、金沢で6戦して3勝、2着2回のチクリ(牡3、金沢・金田一昌厩舎)や重賞で2度の3着があるサノオーソ(牡3、金沢・菅原欣也厩舎)、過去中央で2100m戦にも出走した経験をもつソレイケヤッコ(牝3、金沢・高橋俊之厩舎)らも出走する。

　12:30時点でのオッズは以下の通り。発走は17:20。現時点で天候は晴、馬場は良となっている。

※人気順　馬名　騎手　オッズ
1　スターキャデラック　吉原寛人　1.4
2　ニューホープ　畑中信司　5.2
3　ロンギングルック　中島龍也　6.6
4　チクリ　平瀬城久　8.3
5　サノオーソ　米倉知　50.1
6　ソレイケヤッコ　柴田勇真　51.7
7　マナミラー　松戸政也　75.7
8　ジュウワンマックス　青柳正義　86.3
9　スタークィーン　藤田弘治　129.4
10　アクティヴローズ　堀場裕充　135.7
11　ミリオンピエール　吉田晃浩　194.2
12　セイガイハ　栗原大河　282.2
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