【船橋・京成盃グランドマイラーズ】得意舞台でベンテンコゾウが巻き返すか/レースの見どころ

2019年06月17日(月) 17:00

5戦5勝の船橋コースで巻き返しが期待できるベンテンコゾウ(写真は柏の葉OP優勝時、撮影:高橋正和)

 6/19(水)に船橋競馬場で行われる京成盃グランドマイラーズ。重賞7勝のベンテンコゾウなどこれからのマイル戦線で活躍が期待される楽しみなメンバーが集まった。主な出走馬は以下の通り。

■6/19(水)京成盃グランドマイラーズ(3歳上・SIII・船橋ダ1600m)

 ベンテンコゾウ(牡5、船橋・川島正一厩舎)は、岩手所属時に北海道3歳二冠を制すなど、ここまで岩手と門別で重賞7勝を挙げている。昨年12月に船橋へ再転入し、3連勝で臨んだ前走の川崎マイラーズでは、直線失速して6着に敗れたが、5戦5勝と好相性を誇る船橋コースに舞台が替わるだけに巻き返しが十分期待できる。

 クリスタルシルバー(牡4、大井・村上頼章厩舎)は、昨年10月のマイルグランプリでは古馬と初対戦ながら重賞初制覇。近3走では3着が続いているが、前走の川崎マイラーズでは勝ち馬とはコンマ2秒差と好勝負を演じており、上位2頭が不在の今回、チャンスは十分にあるだろう。

 サダムリスペクト(牡7、船橋・稲益貴弘厩舎)はJRA準オープンから今年船橋へ転入。初戦、2走目はともに僅差の2着に敗れたが、前走のトライアル・ダイナミックチャレンジを勝利。船橋に転入後はまだ底を見せていないことから初の南関東重賞挑戦でも好勝負が期待できる。

 ミッシングリンク(牝5、浦和・小久保智厩舎)は昨年1月のTCK女王盃を制覇しており、実績は十分。JRAからの転入初戦になるが、船橋コースは昨年4月のマリーンカップ(4着)で経験済みなだけにいきなり好走してもおかしくはない。

 他にも、前走のトライアル3着を含め、8戦連続で3着以内と力をつけているトーセンブル(牡4、船橋・山中尊徳厩舎)、1800mではあるが3走前の報知グランプリカップで2着ディアデルレイ(牡8、船橋・川島正一厩舎)、転入初戦を快勝後は案外も地力上位のゴールデンバローズ(牡7、大井・藤田輝信厩舎)らも上位を狙う。発走は20時10分。

 また、6/18(火)には、同じ船橋競馬場で『2019 ヤングジョッキーズシリーズ』の東日本地区トライアルラウンド開幕戦が行われる。若手騎手の激突にも注目だ。



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