【函館2歳S】ビアンフェ スピード一級品 新種牡馬キズナ産駒の注目ホープ

デイリースポーツ

2019年07月17日(水) 07:00

 世代最初の重賞覇者を目指すビアンフェ

 「函館2歳S・G3」(21日、函館)

 今年の2歳戦では新種牡馬の産駒が活躍中。世代最初の重賞にも4頭がスタンバイしているが、中でもビアンフェの走りに注目が集まる。半姉は15年覇者ブランボヌール。自慢の速力で押し切り勝ちといきたい。

 今年の2歳戦は新種牡馬産駒の活躍が目覚ましい。勝利数で1位ディープインパクトと並び5勝を挙げるリアルインパクトを筆頭に、4勝(3位タイ)キズナ、3勝(5位タイ)マジェスティックウォリアー(※日本での新種牡馬)などが上位にランクインしている。今年の世代最初の重賞にも4頭がスタンバイ。中でも注目を集めているのがキズナ産駒のビアンフェだ。

 初戦は2着に敗れたものの、2戦目ではスピードの違いを見せてV。白倉助手は「初戦はゲートのタイミングが合わずに出遅れてしまった。その分の負けです。2戦目は馬場を考えたら優秀な時計(稍重で1分10秒0)だと思いますよ」と前走内容を評価する。

 父は13年ダービー馬で、中長距離を中心に活躍した。今回の舞台は函館の電撃戦だが、同助手は「ウチのキズナ産駒はこの馬を含め3頭しかいないから何とも言えないが、みんないい意味で前向きなところがある」と傾向を説明した上で、「この馬は母系のスピードが出ているのでしょうね。舞台は合っていますよ」とうなずく。

 母ルシュクルは函館芝1200メートル戦で4戦2勝、2着1回の好成績。15年にビアンフェの半姉にあたるブランボヌールが当レースを制し、昨年はアスターペガサスがV。中竹厩舎が得意とする重賞だ。「縁はありますよね」と仕上げ人。厩舎のノウハウをつぎ込まれた新種牡馬産駒が、ここでどんな走りを見せるのか。興味は尽きない。

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