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さよならディープ…池江泰郎元調教師 愛された名馬との別れ「ぼくにとっては宝」

2019年07月31日(水) 06:02

 天皇賞・春でファンの声援に応える(左から)金子真人オーナー、武豊、池江泰郎調教師=2006年4月30日

 史上2頭目の無敗の三冠馬。JRA史上最多タイとなるG1・7勝を挙げ、総収得賞金は史上3位の14億5455万1000円。ディープインパクトは数々の名勝負を繰り広げ、08年には競馬の殿堂入りを果たした。種牡馬としても12年から7年連続でリーディングサイアー。17歳での突然の死に管理した池江泰郎元調教師、金子真人オーナーをはじめ、多くの関係者が悼んだ。

 現役時代に管理した池江泰郎元調教師も驚きを隠せなかった。「けさ、連絡を受けました。今年は20頭くらいしか種付けをせず、その後も大事にしてもらっていたと聞いたのですが…。まさか、こんなに早く逝くとは」と沈痛な様子だった。

 調教師として悲願だったダービーをプレゼントしてくれた。「思い出はたくさんあって、何をしゃべっていいのか分からない。この馬にはいろんなものをもらった」と振り返り、「ぼくにとっては宝だったね。競走馬としても種馬としても、最高の成績を収めていた。今は冥福を祈るだけ。もう少し長生きしてほしかった」と話した。

 オーナーの金子真人ホールディングス(株)金子真人代表取締役は、「突然の訃報に涙が止まりません。心から冥福を祈ります」とコメントした。現役時代の活躍を振り返り「無敗の三冠馬をあっさりと成し遂げてくれたことにはとても感動しましたし、感謝しています。最も感動したのは凱旋門賞で敗れ、帰国後にジャパンC有馬記念を連勝しくれたことです」とたたえた。

「その直後、あまり前例のない4歳での種牡馬入り後も大成功してくれました。マカヒキワグネリアンの2頭のダービー馬も私にプレゼントしてくれました」。思い入れの強い愛馬との突然の別れが訪れ、深い悲しみに包まれた。

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