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武豊「またディープのような馬は現れる」 “背中知る唯一の男”異例の会見で語る

2019年08月01日(木) 06:02

 ディープインパクトとの思い出を語る武豊=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)

 史上2頭目の無敗三冠馬ディープインパクトの急死から一夜明けた31日、栗東トレセンで共同記者会見が行われ、武豊騎手(50)=栗東・フリー=が自身の思いを語った。競走馬の死に関して、会見が開かれるのは極めて異例。いかに規格外のスーパーホースだったのかを、改めて多くのファンに印象づけることとなった。

 日本競馬界の至宝ディープインパクトの急死-。31日、急きょ栗東トレセンで異例の共同記者会見が行われ、主戦を務めた武豊が「特別な馬で、僕にとってのヒーロー。ともに過ごせた時間はすごく幸せでした。出会えて良かった。“ありがとう”と言いたいです」と惜別の言葉を紡いだ。

 前日の29日には、関係者から生死に関わる深刻な状況だと伝えられていたという。「かなりショックでしたね。何とか無事に、と祈るような気持ちでした」。30日、帰阪便に乗るために新千歳空港の搭乗口にいたが、訃報を聞いて急きょ便をキャンセル。病理解剖で既にディープがいないのは分かっていたが、社台スタリオンステーションに向かい、馬房に手を合わせた。

「間違いなく、当時世界一強かった」。今でもその思いは変わらない。それだけに、消えることのない後悔もある。「凱旋門賞ですね。世界一強い馬、勝たないといけないと思っていた。獲れなかったのは大きな悔しさとして残っている」と打ち明ける。新たな夢は、遺伝子を受け継ぐ子どもたちに託す。「ディープの産駒で勝ちたいという気持ちはある」と力を込めた。

 ベストレースは「やっと手の内に入れることができたと思った」と振り返る、06年有馬記念の有終Vだ。「最強のままターフを去った。種牡馬としても最強のまま突然の終わりだったので、現役引退と同じ感じがした。日本だけじゃなく、競馬を変えた馬。まだ彼の遺伝子は残されている。また、ディープのような馬は現れると思う」。その時を信じ、亡き相棒への感謝を胸に戦い続ける。

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