【エルムS】ハイランドピーク復活の兆し 苦戦続きも昨年覇者が見せる!

デイリースポーツ

2019年08月07日(水) 06:03

 復調ムードの昨年覇者ハイランドピーク

 「エルムS・G3」(11日、札幌)

 ダート界で飛躍の秋を見据える面々が北の大地に集結した。レース連覇が懸かる昨年の覇者ハイランドピークは、今年に入り5、16、13、6着と苦戦続き。だが、前走大沼Sの走りに復活の兆しが見えた。重賞初制覇を飾った思い出の地で、高らかに完全復活を宣言する。

 昨年の当レースを制したハイランドピークには、上がり馬らしい勢いがあった。だが、今年は“らしさ”が影を潜めている。復帰戦の総武Sこそ、休み明けに敗因を求めることができたが、その後はマーチS16着、平安S13着と大敗が続いた。

 石井助手は「大敗した2戦ともに騎手が、直線でやめるような格好をしたと。もともと気持ちで走るタイプなので、その辺りかな」と分析。その気持ちの部分に変化が感じられたのが前走の大沼S。勝ち馬には離されたものの、直線でレースを投げるような面は見せず、最後までしぶとく走り切った。徐々に良化を遂げているのは間違いないだろう。

 前走後は7月17、24日に函館ダートで時計を出し、その後は札幌へ移動。同31日に札幌ダートで5F67秒7-12秒3をマークするなど、いい動きを見せている。「ここ2週しっかりと調教ができて、体はできている。勢いのあった昨年と比較すると物足りないけど、雰囲気は良いですよ」と同助手は復調の感触をつかんでいる。

 4コーナーで先頭に並び掛け、強気に力でねじ伏せた昨年のようには行かないまでも、強力な逃げ馬がそろって速い流れが見込まれる今年は、展開面を味方につけることができそうだ。「相手は強いけど、展開は向きそう。前が飛ばして離れた好位を進めれば」と同助手。鍵になるのは精神面。最後まで戦う意志を示すことができれば、連覇があっても不思議はない。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す