【関屋記念予想】スピード能力が不可欠なレース ◎ケイデンスコールに期待/JRAレース展望

2019年08月11日(日) 06:06

3歳馬のケイデンスコールに期待(撮影:下野雄規)

 サマーマイルシリーズの第2戦にも指定されている「関屋記念」。かつて、新潟競馬場が存在した地名に由来するレースで、新潟競馬場で行われる重賞競走としては新潟記念に次ぐ歴史を持っている。開設当初は2000m戦だったが、1975年以降はマイル戦となり、平坦コースを舞台にしたスピード合戦が繰り広げられている。

 過去10年で1〜3番人気は5勝2着5回3着4回。1番人気は2勝2着3回3着1回。同じ左回りの中京記念安田記念、3歳馬ならNHKマイルC組の好走が目立ち、年齢別は4歳、5歳組が主流。やや重で行われた2回を除き、1分31〜32秒台で決着しておりスピード能力は不可欠なレースだ。

 ◎ケイデンスコールは同距離同コースで行われる新潟2歳Sの優勝馬で、同じ左回りのマイル戦・NHKマイルCの2着馬。これらを含め、左回りは過去4戦して2勝2着2回と得意にしている。母インダクティも新潟競馬場で勝利経験があり、母の半兄バランスオブゲーム新潟2歳Sの優勝馬。世代マイル王決定戦で、メンバー最速の上がりタイムを繰り出した脚はGI級で、得意とする舞台で発揮してほしい。

 3歳馬がワン・ツー・フィニッシュを決めた中京記念で4着とはいえ、コンマ1秒まで追い込んだのは◯ミエノサクシード。当時、3歳馬とは2キロ差だったが、今回は1キロ差。ヴィクトリアマイルでは勝ち馬ノームコアを上回る瞬発力を披露しており、牝馬限定とはいえGI競走でコンマ6秒差6着は評価したい。

 全4勝をマイル戦で記録している▲ハーレムラインは3歳時には初勝利から3連勝で桜花賞まで駒を進めた馬。桜花賞以降はスランプのような状態に陥っていたが、今回と同じ舞台で行われた谷川岳Sを14番人気で制してあっと言わせた。

 休み明けでも左回りが得意な△ミッキーグローリーや、新潟大賞典1番人気3着ロシュフォールとマイル戦5勝の△ソーグリッタリング、夏場に調子をあげるサラキアも押さえておきたい。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す