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【ローズS】ダノンファンタジー上々 ラスト1F弾んだ12秒0

2019年09月12日(木) 06:00

 川田を背に臨戦態勢を整えたダノンファンタジー(撮影・石湯恒介)

 「ローズS・G2」(15日、阪神)

 2歳女王ダノンファンタジーが、逆襲の秋へ、上々のスタンバイだ。先週に続き、主戦・川田が騎乗した11日の栗東CWでの最終リハは、ラスト1Fを鋭く伸びて1F12秒0。無冠に終わった春。桜、樫の両女王不在の本番は譲れない一戦。始動戦から全力投球の構えだ。また桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤも、栗東CWで師自らが感触を確認。こちらも反撃への態勢が整った。

 2歳女王ダノンファンタジーが栗東CWで弾んだ。先週に続いて鞍上には主戦・川田。5F過ぎから感触を確かめるように進め、ラスト1Fは鋭く伸びて1F12秒0(全体は4F49秒8)。道中で頭を上げる“いつもの”姿は見せたものの、最後までパワフルに駆け抜けた。

 「大変さは相変わらず。春と同じ課題に、違う課題もあります。まずは秋初戦を無事に終えたいですね」と川田。荒ぶる気性に大きな変化はない。だが、それも“個性”。順調に調整できていることは、しまいの動きからも読み取れる。

 阪神JFを勝ち、2歳女王として距離の壁に挑んだオークスは5着。桜花賞4着からの巻き返しはならなかったが、最後までしぶとく食い下がって掲示板は確保した。そこから4カ月。無事に夏を越し、馬体はひとまわりスケールアップした。

 猿橋助手は「最終追い切りも、引き続きコントロールの確認をしてもらいました。外に出すと掛かっていましたが、川田さんは“ガス抜きという意味で、ストレスは発散できました”と。課題はありますが、レースでは上手に走ってくれる。いつも通りなら無事にクリアしてくれるはず」と復帰戦Vへ期待を寄せる。

 今回のメンバー中、唯一のG1馬。桜花賞グランアレグリアは秋の目標を短距離路線へ切り替え、オークスラヴズオンリーユーは爪の不安で戦列復帰が間に合わない。桜、樫の両女王不在の秋華賞。最後の3歳牝馬3冠は混沌(こんとん)とした状態となった。そんなムードを断ち切るべく、始動の秋初戦から底力を存分に見せつける。

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