【菊花賞予想】春二冠で先着を許した馬がいないヴェロックス/JRAレース展望

2019年10月20日(日) 06:01

皐月賞2着などの実績があるヴェロックス(中央、撮影:下野雄規)

 三冠最後の1戦だが、先週の秋華賞と同じく、春の上位馬がいない最終戦となった。そうなれば、皐月賞、ダービーで先着を許した馬がいなくなった◎ヴェロックスが浮上する。父ジャスタウェイはマイラーとしてのイメージが強いものの、2000mの天皇賞に勝ち、ジャパンカップ2着。有馬記念でも差のない4着と健闘している。母セルキスはドイツのオークストライアル(芝2000m)優勝馬。その父はドイツの至宝モンズーン。菊花賞ヴェロックスにとってベストの舞台ではないが、同世代の馬が相手ならば大きく点数を下げる必要もなさそうだ。

 前走に引き続いて1枠1番を引き当てた○ザダルは父トーセンラーと同じくセントライト記念から菊花賞へのローテーションを選んだ。父は2011年の菊花賞3着馬で、13年天皇賞・春2着馬。マイルチャンピオンシップに勝っていることからマイラーのイメージが強いものの京都コースに不可欠な瞬発力を武器としていた。ザダル母シーザシーの父レモンドロップキッドは、米国版菊花賞ベルモントS」の勝ち馬で2000年全米最優秀古牡馬。この馬も母系からスタミナを受け継いでいるはず。

 スタミナ勝負になった際に浮上してきそうなのが▲ホウオウサーベル。父は成長力とスタミナに富むハーツクライで、紫苑Sに勝って秋華賞で1番人気の支持を受けたビッシュの半弟。母の父はジャパンカップ優勝馬ランドを送ったドイツの名血アカテナンゴで、距離延長は望むところだろう。

 同じく夏競馬で長距離特別競走を勝って挑むヒシゲッコウや、神戸新聞杯で勝ったサートゥルナーリアと同じ32秒3の末脚を繰り出した△ワールドプレミアセントライト記念2着△サトノルークス、好枠を引き当てた△ニシノデイジーも抑えておきたい1頭だ。

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