【香港カップ】松岡導いた!ウインブライト香港G1連勝 有馬記念に緊急参戦も

デイリースポーツ

2019年12月09日(月) 06:00

 ウインブライトの背で高々と人さし指を突き上げる松岡(撮影・松浦孝司)

 「香港カップ・香港G1」(8日、シャティン)

 香港の地で日の丸が大きくはためいた。ヴァーズをグローリーヴェイズが制すと、マイルはアドマイヤマーズが完勝。カップは大将格のウインブライトが人気に応え、春秋香港G1制覇を成し遂げた。日本勢4戦3勝。世界のホースマンに、改めてその存在感をアピールした。

 有言実行の勝利に、畠山師は満面の笑みを浮かべた。春の香港クイーンエリザベス2世Cを制したウインブライト。しかし日本での秋2戦は肩を落とすほどの惨敗だった。ただ、前走の天皇賞・秋以降、状態は急上昇。指揮官も「ここ2走とは違います」と意気込み、迎えた一戦だった。

 スタート直後は少し外に膨れたが、3、4番手を確保。この時点で、松岡は「いい競馬になる」と自信満々だったという。迎えた直線は残り300メートル付近で4頭が並ぶ激戦。外から迫るライズハイを振り切ったが、今度は内からマジックワンドの強襲。それでもこん身のステッキに応え、しぶとく踏ん張った。「アーモンドアイとの対戦を楽しみにしていたけど、責任重大な立場になった。日本人魂を見せられて良かったです」と主戦は会心の勝利に胸を張った。

 ある意味、レース以上のサプライズがあった。有馬記念への登録だ。「急きょ、登録を入れただけですから。あくまで白井(検疫先の競馬学校)で状態を見てからですね。飛行機に乗って中1週での参戦になりますし、オーナーと慎重に相談します」と師。国際G1・2勝馬が出走となれば、暮れの大舞台も一段と盛り上がるが「こういう形で結果がでましたからね」と微妙な言い回し。勝利の余韻に浸りたいものの、そうも言ってはいられない立場となった。世界に名をとどろかせた芦毛が今後、どんなローテを歩むのか-。興味は尽きない。

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