【ホープフルS】良血が揃い、初出走の種牡馬にも注目が集まる/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年12月25日(水) 18:20

ホープフルS 過去10年

 28日に中山競馬場で行われるホープフルS(2歳・牡牝・GI・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、GIIとして行われていた2014〜2016年、前身ではないものの同時期に同コースでオープン特別として行われていた2009〜2013年のホープフルSもデータの集計対象とする。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがキングカメハメハ。5回でディープインパクトが続き、4回がステイゴールドとなっている。また、シンボリクリスエスも3勝を挙げる活躍を見せており、これはキングカメハメハと並ぶトップタイの勝利数だ。

 ディープインパクト産駒は「2-2-1-9」。15年ハートレー、14年シャイニングレイと2頭の勝ち馬を出している。今年はコントレイルゼノヴァースブルーミングスカイラインベックの4頭が出走予定だ。断然人気が予想されるコントレイルは、前走東京スポーツ杯2歳Sで従来の2歳コースレコードを1秒4、JRAレコードを1秒1も更新。父の没年に怪物の誕生を予感させる走りだったことに相違ない。

 ハーツクライ産駒は「1-0-0-5」。GIに昇格した17年にタイムフライヤーが勝ち馬となっており、17年ナスノシンフォニー(10人気5着)、14年エニグマバリエート(11人気5着)など、人気以上の激走も目立つ。今年はワーケアが唯一の出走馬となるが、リスグラシューサリオススワーヴリチャード、と秋のGIで活躍が続く同産駒の勢いに乗りたいところだろう。

 初出走となるオルフェーヴル産駒からは、オーソリティディアマンミノルの2頭がスタンバイ。前者は叔父に昨年の勝ち馬サートゥルナーリア、16年3着のグローブシアターがおり、その血統背景は注目に値する。なお、同産駒の牡馬はコース成績が「4-3-3-31」勝率9.8%・複勝率24.4%、重賞は18年にエポカドーロ皐月賞を制している。

 また、オルフェーヴルの全兄ドリームジャーニーの産駒も初出走となり、ヴェルトライゼンデは上位人気と目される。同馬は半兄にワールドプレミアワールドエースがいる血統。なお、同産駒の牡馬は「3-2-4-11」勝率15.0%・複勝率45.0%というコース成績だ。

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