【2019年DG競走プレイバック(上半期)】キタサンミカヅキ、ラーゴブルーがJRA勢撃破 武藤雅騎手は重賞初制覇

2019年12月30日(月) 21:00

関東オークスで武藤雅騎手とラインカリーナは人馬共に重賞初制覇(撮影:高橋正和)

 29日の東京大賞典をもって全日程が終了した2019年のダートグレード競走。今年も砂の強豪たちが中央/地方所属を問わず魅力的なレースを見せてくれた。ここでは地方競馬場で行われた上半期のダートグレード競走を振り返る。

■1月23日 TCK女王盃(4歳上・牝・JpnIII・大井ダ1800m)
 道中内を通ってポジションを上げていった森泰斗騎手騎乗の6番人気ビスカリア(牝7、栗東・山内研二厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の9番人気マルカンセンサー(牝4、大井・高野毅厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒3(良)。

■1月30日 川崎記念(4歳上・JpnI・川崎ダ2100m)
 中団からポジションを上げていった和田竜二騎手騎乗の3番人気ミツバ(牡7、栗東・加用正厩舎)が、直線に入って先行する1番人気ケイティブレイブ(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)・2番人気オールブラッシュ(牡7、栗東・村山明厩舎)の間を割って抜け出し優勝した。勝ちタイムは2分15秒0(良)。

■2月11日 佐賀記念(4歳上・JpnIII・佐賀ダ2000m)
 3番手でレースを進めた山本聡哉騎手騎乗の3番人気ヒラボクラターシュ(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)が、2周目3〜4コーナーで前に並んで、道中2番手を追走していた5番人気リーゼントロック(牡8、栗東・矢作芳人厩舎)との競り合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは2分5秒7(重)。

■2月27日 エンプレス杯(4歳上・牝・JpnII・川崎ダ2100m)
 好位でレースを進めた岩田康誠騎手騎乗の2番人気プリンシアコメータ(牝6、美浦・矢野英一厩舎)が、2周目3コーナー手前で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の8番人気ブランシェクール(牝6、大井・藤田輝信厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分15秒3(良)。

■3月13日 ダイオライト記念(4歳上・JpnII・船橋ダ2400m)
 2番手でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の1番人気チュウワウィザード(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の5番人気アポロケンタッキー(牡7、栗東・山内研二厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分37秒3(重)。

■3月14日 名古屋大賞典(4歳上・JpnIII・名古屋ダ1900m)
 2番手でレースを進めた武豊騎手騎乗の1番人気グリム(牡4、栗東・野中賢二厩舎)が、直線入り口で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の2番人気ヒラボクラターシュ(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒1(稍重)。

■3月21日 黒船賞(4歳上・JpnIII・高知ダ1400m)
 2番手でレースを進めた松山弘平騎手騎乗の1番人気サクセスエナジー(牡5、栗東・北出成人厩舎)が、3〜4コーナーで先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の3番人気ヤマニンアンプリメ(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒6(不良)。

■4月10日 東京スプリント(4歳上・JpnIII・大井ダ1200m)
 2番手でレースを進めた森泰斗騎手騎乗の4番人気キタサンミカヅキ(牡9、船橋・佐藤賢二厩舎)が、直線で逃げた1番人気ヒロシゲゴールド(牡4、栗東・北出成人厩舎)を交わして先頭に立ち、さらに出遅れながらも追い上げてきた2番人気コパノキッキング(セ4、栗東・村山明厩舎)も退けて優勝した。勝ちタイムは1分11秒6(不良)。

■4月17日 マリーンC(3歳上・牝・JpnIII・船橋ダ1600m)
 好位でレースを進めた御神本訓史騎手騎乗の3番人気ラーゴブルー(牝5、川崎・内田勝義厩舎)が、直線で逃げ粘る1番人気アイアンテーラー(牝5、栗東・飯田雄三厩舎)を捕らえ、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒6(稍重)。

■5月1日 かきつばた記念(4歳上・JpnIII・名古屋ダ1400m)
 ダッシュ良く先手を取った古川吉洋騎手騎乗の2番人気ゴールドクイーン(牝4、栗東・坂口智康厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気ヤマニンアンプリメ(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒1(不良)。

■5月2日 兵庫CS(3歳・JpnII・園田ダ1870m)
 好位でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気クリソベリル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、3〜4コーナーで先頭に立って後続を突き放し、2着の2番人気ヴァイトブリック(牡3、美浦・和田正一郎厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒3(重)。

■5月6日 かしわ記念(4歳上・JpnI・船橋ダ1600m)
 好位でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の2番人気ゴールドドリーム(牡6、栗東・平田修厩舎)が、直線で脚を伸ばして、早め先頭から粘る1番人気インティ(牡5、栗東・野中賢二厩舎)を捕らえ、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒2(稍重)。

■5月29日 さきたま杯(4歳上・JpnII・浦和ダ1400m)
 先手を取った和田竜二騎手騎乗の4番人気ウインムート(牡6、栗東・加用正厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気サクセスエナジー(牡5、栗東・北出成人厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒3(良)。

■6月6日 北海道スプリントC(3歳上・JpnIII・門別ダ1200m)
 好位でレースを進めた岩田康誠騎手騎乗の1番人気ヤマニンアンプリメ(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)が、直線に入って抜け出し、2着の8番人気メイショウアイアン(牡9、北海道・田中淳司厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒5(稍重)。

■6月12日 関東オークス(3歳・牝・JpnII・川崎ダ2100m)
 先手を取った武藤雅騎手騎乗の4番人気ラインカリーナ(牝3、美浦・武藤善則厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の1番人気マドラスチェック(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分17秒7(重)。

■6月26日 帝王賞(4歳上・JpnI・大井ダ2000m)
 スタート一息で後方2番手からの競馬となったD.レーン騎手騎乗の3番人気オメガパフューム(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)が、直線で外から一気に突き抜け、好位追走から脚を伸ばした2番人気チュウワウィザード(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒4(重)。

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