【フェアリーS】毎年異なる種牡馬の産駒が勝利している稀有な傾向/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年01月09日(木) 22:20

フェアリーS 過去10年

 13日に中山競馬場で行われるフェアリーS(3歳・牝・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みはディープインパクト、3回でダイワメジャーが続く。また、前身となる第1回テレビ東京賞3歳牝馬Sから数えても過去に2勝以上を挙げている種牡馬はおらず、様々な血統が活躍していることも特徴と言えるだろう。

 なお、今年は23頭の馬が抽選対象となっていたため、優先的に出走できる賞金上位の馬を中心に掘り下げていった。

 キングカメハメハ産駒は「0-1-1-3」。12年マイネエポナ(14人気2着)、11年アドマイヤセプター(2人気3着)、好走した2頭はいずれも距離短縮で臨んでいた。今年はシンハライトリラヴァティの姪にあたるアヌラーダプラが上位人気と目されるが、やはり距離延長で挑むことがポイントになるだろう。

 ディープインパクト産駒は「1-1-2-5」。18年には2人気のプリモシーンが勝利していたが、人気の内訳を見ると1〜3人気「1-0-1-3」、4人気以下「0-1-1-2」、どちらかといえば上位人気馬が期待を裏切りやすく、低評価の馬が健闘している印象だ。今年はスマイルカナが出走、インターミッションが除外。前者はエイシンヒカリの姪にあたる血統で、叔父とは3/4同血の間柄でもある。

 オルフェーヴル産駒は初出走となるが、赤松賞を制したシャインガーネットが参戦。半兄に14年北海道スプリントCなどを制したアドマイヤサガスがおり、きょうだいもダートでの活躍が目立つ。そういった少しダート向きの血統背景を持つ馬が好走しやすいレースでもあるので、臨戦過程を踏まえても注目の存在となりそうだ。

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