netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がったシルクロードSの「ゴールデンコンビ」はこちら。

【高野友和厩舎×川田将雅騎手(アウィルアウェイ)】

「高野友和厩舎×川田将雅騎手」の「直近1年」の成績は10-4-3-13。10勝は高野友和厩舎の騎手別リーディング1位となる数字で、勝利数2位の北村友一騎手に3勝差をつけている。高野友和厩舎の馬に10回以上騎乗している6名の中で勝率33.3％はもちろんトップ。売れっ子の川田将雅騎手をしっかり確保=勝負がかりということだろう。記憶に新しいところでは、19年のダービー卿チャレンジトロフィーをフィアーノロマーノで優勝している。なお「直近5年」に目を転じても27-19-16-65と騎手別勝利数1位で、単勝回収率も104.3％とベタ買いプラスの高水準となっている。

　川田騎手はアウィルアウェイに葵Sで騎乗しており、この時は3着。馬券圏内をしっかり確保している。ここまでオープン特別2勝ながら重賞には手が届いていないアウィルアウェイだが、最強の鞍上を得た今回、もう一押しがありそうだ。