【阪神スプリングJレース後コメント】オジュウチョウサン石神深一騎手ら

ラジオNIKKEI

2020年03月14日(土) 16:10

レコード勝ちで障害復帰初戦を飾ったオジュウチョウサン(c)netkeiba.com

 阪神8Rの阪神スプリングジャンプ(障害4歳以上J・GII、芝3900m)は1番人気オジュウチョウサン(石神深一騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分19秒1のレコード(稍重)。9馬身差の2着に2番人気シングンマイケル、さらに3/4馬身差の3着に3番人気トラストが入った。

 オジュウチョウサンは美浦・和田正一郎厩舎の9歳牡馬で、父ステイゴールド母シャドウシルエット(母の父シンボリクリスエス)。通算成績は31戦17勝。

レース後のコメント
1着 オジュウチョウサン(石神深一騎手)
「強いです。(久々でしたが)この馬を信じているので、特に心配しないでレースに臨みました。(今日の馬場は)ちょうどいいクッションでした。その点も心配していませんでした。でも結果を出せたことにはホッとしました。(今日は)速いペースだったと思いますが、馬は走る気になっていたので、道中は落ち着かせるように乗っていました。3コーナーから4コーナーでは、最終障害をクリアすれば勝てるのではないかと思っていました。本当に脱帽のレースでした。できれば多くの皆さんに見ていただきたいレースでした。(中山GJに向けて)本当に今日の勝ち方が素晴らしかったので、無事に臨めるように頑張っていきたいです」

2着 シングンマイケル(金子光希騎手)
「常にオジュウチョウサンをマークしながら進めて行きました。(仕掛けるのが)早いのはわかっていましたが、余力で振り切っていけるならチャンスがあると思っていました。しかしダートを横切ったところで苦しくなってしまいました。伸びてきてはいますが(相手は)強いですね。さすが絶対王者です。満を持していましたが、見えない壁があるようです。それでも立派な内容でしたし、どの馬よりも飛越は綺麗でした。また頑張ります」

3着 トラスト(熊沢重文騎手)
「自分の競馬はできました。この距離でも我慢が利きました。まだまだ良くなると思います。今日の経験は今後に活きてくるでしょう。最後もバタバタになっていないので、収穫だったと思います」

4着 シンキングダンサー(五十嵐雄祐騎手)
「流れに乗って良いポジションから運べました。今日は人気3頭が強かったです。でもしっかりレースに参加して走っていました。差のないレースをして、悲観する内容ではありませんでした」

6着 ブライトクォーツ(西谷誠騎手)
「良かったです。ハナに行くのは決めていました。勝つにはハナに行ってペースを作るしかないと思っていました。完璧に障害を飛んで、向正面では勝てるかと思いましたが、3、4コーナーでやはり(オジュウチョウサンが)来ましたね。最終障害で前脚を突っ込む形になってしまって、仕方なかったです。これで幅が出て、変わってくると思います。かなり収穫がありました」

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