【ゴドルフィンマイル】出発を前に、モジアナフレイバーの福永敏調教師「予定通りの調整をこなして、いい状態」

2020年03月18日(水) 20:08

勝島王冠を制すなどの実績があるモジアナフレイバー(撮影:高橋正和)

 28日にドバイ・メイダン競馬場で行われるゴドルフィンマイル(G2・ダ1600m)に出走するため、18日に成田から出発予定のモジアナフレイバー(牡5、大井・福永敏厩舎)。地方所属馬としては船橋のアジュディミツオー(船橋・川島正行厩舎、2005年ドバイワールドC・6着)以来15年ぶり2頭目のドバイ遠征となる。

 ドバイワールドC主催者が準備するチャーター機に、日本からの遠征馬20頭の内、サウジCデーの出走を経て既に現地入りしている4頭を除く全馬が搭乗する。モジアナフレイバーは18日午前小林トレセンを出発し、JRA美浦所属馬とともに成田で搭乗。その後関空でJRA栗東所属馬を乗せてドバイへと向かう。

 出発を直前に控えたモジアナフレイバーについて、管理する福永敏調教師の談話。

福永敏調教師】
フェブラリーSからゴドルフィンマイルというのは当初の予定通りです。フェブラリーSでは、芝スタートで馬が戸惑って進まず、後方からになりましたが、ジョッキーが慌てずに直線よく追い上げてくれたと思っています。

 その後、少し疲れがありましたが順調に回復し、予定通りの調整をこなして、いい状態にあります。相手関係はまだよく見ていないんですが、ペガサスワールドCで2着のミスターフリーズとか、前哨戦を勝った馬(サルートザソルジャー)も強いらしいですね。ダートとは言っても、アメリカのに近いということですが、この馬は父も母系もアメリカ色が強いので、そうしたものが覚醒してくれたりなんて思っています。

 馬の到着後の調整は、担当者が馬の状態や馬場などの様子を見てすすめます。僕と繁田君の到着は22日で、23日に繁田君に乗ってもらって、本追い切りの24日にどれくらいの負荷を掛けていくか検討することになります。

 馬もそうですが、厩舎スタッフにとってもこうした遠征は初めてですので、まずは無事に行って、無事に競馬を使い、無事に戻って来ることが一番です。その中で、馬もスタッフも騎手も、経験値を上げてその先につながるといいと思っています。

 オーナーさんが是非繁田君でと言ってくれていますし、今回のドバイ遠征についてもとても積極的に背中を押して下さっています。本当に感謝しています。コロナの影響で無観客でということで、いつもの華やかな雰囲気が無いとは思いますが、テレビで皆さんが応援して下さっていると信じて頑張って来たいと思います」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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