【大阪杯】内回りがカギになる一戦、注目はあの馬/JRAレース展望

2020年04月02日(木) 12:00

休み明けを叩いたことで気配も上向いているクロノジェネシスに期待

 17年からGIに昇格した一戦。GIIだった頃もGIと遜色ない好メンバーが揃うことが多かったレースではあるが、過去10年で1〜3番人気馬がワンツーしたのは13年の1回みと、人気通りに決着することは少ない。古馬中距離GIとしては数少ない内回りコースを使用したレースであることが、その要因の一つと言える。

1.前走5着以内

 GII時代も含む過去10年で、前走5着以内だった馬が[9-9-9-56]で複勝率32.5%なのに対し、前走6着以下だった馬は[1-1-1-44]で複勝率6.4%。前走掲示板を外した馬は苦戦傾向にある。

2.キレより持続力

 内回りコースで行われるだけあって、ヨーイドンの瞬発力勝負になることはほとんどない。GIになって以降も毎年ロングスパート戦になっており、過去3年で最速の上がり3ハロンをマークして好走したのは、一昨年2着のペルシアンナイトのみ。昨年と17年は上がり3ハロン4位以下の馬がワンツーしている。

3.内・小回り重賞の実績に注目

 昨年の覇者アルアインは17年の皐月賞馬で、一昨年2着のペルシアンナイトは17年の皐月賞で2着。また、17年1着のキタサンブラックと3着のヤマカツエースにはそれ以前に内・小回りコースの重賞で連対した実績が複数回あり、2着のステファノスも同条件の鳴尾記念で2着した経験があった。既に内・小回り実績がある馬に注目したい。


 クロノジェネシスは始動戦の京都記念を完勝。非常に時計の掛かるタフな馬場の中、好位から持続力を活かす上々の走りで成長ぶりを示した。秋華賞を制しているように内回りコースに不安はなく、桜花賞などで好走しているように坂のある阪神も問題ない。休み明けを叩いたことで気配も上向きだ。

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