【桜花賞】レシステンシア2着 武豊「惜しかった」クラシック最年長優勝ならず

デイリースポーツ

2020年04月13日(月) 08:58

 先行2騎が粘るなか、デアリングタクトの強襲に屈したレシステンシア(左奥)

 「桜花賞・G1」(12日、阪神)

 2番人気のデアリングタクトが、無傷の3連勝で桜の女王に輝いた。1番人気の2歳女王レシステンシアは2番手から抜け出しを図ったが、惜しくも2着、逃げ粘った9番人気のスマイルカナが3着に入った。

 あと一歩で桜の女王の座に届かなかった。1番人気の2歳女王レシステンシアは2着。スタート後は外からジワッと押し上げて、スマイルカナにハナを譲り無理をせず2番手のポジションからリズムよく運ぶ。勢いよく4コーナーを回ると、鞍上の武豊が左ステッキでゴーサイン。力強く末脚を伸ばし、逃げたスマイルカナをかわし先頭に立ったが、残り50メートルでデアリングタクトの強襲に屈した。

 歴代最多の桜花賞5勝を誇る名手は「残念です。惜しかったですね」と冷静に振り返る。勝てばクラシックの最年長優勝記録を更新していたが、「やりたいレースはできたけど、最後は一杯になってしまった。よく頑張っているけど、勝った馬が強かったです」と潔く勝者をたたえた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、7日には政府から非常事態宣言も発出された。そんな中での開催続行に、騎手クラブの会長として「皆さんに勇気を与えられるレースがしたい」と強い決意で臨んだ一戦だった。無観客ではあったが、言葉通りの熱いレースぶりは、間違いなくファンの心にも届いたはずだ。

 見届けた松下師も「あれで負けたら仕方がないですね」と、力を出し切った人馬をねぎらった。今後については馬の様子を見て決められるが、さらに力につけて次こそは女王復権を目指す。

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