【アーリントンCレース後コメント】タイセイビジョン石橋脩騎手ら

ラジオNIKKEI

2020年04月18日(土) 17:30

3週連続マイル重賞制覇の石橋脩騎手(撮影日は2月22日、(c)netkeiba.com)

阪神11Rの第29回アーリントンカップ(3歳GIII・芝1600m)は1番人気タイセイビジョン(石橋脩騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒3(稍重)。2馬身差の2着に4番人気ギルデッドミラー、さらにクビ差の3着に5番人気プリンスリターンが入った。

タイセイビジョンは栗東・西村真幸厩舎の3歳牡馬で、父タートルボウル母ソムニア(母の父スペシャルウィーク)。通算成績は5戦3勝。

レース後のコメント

1着 タイセイビジョン(石橋脩騎手)
「馬ごみでも折り合えるように調教していましたし、競馬でもそれができるか確かめたかったところもありました。最後は間を割ってこられればと思っていました。あそこしかないと思っていました。外へ出して行ければそれが良かったのですが、瞬時の判断で行きました。能力が高いと思っていて新馬から良いレースをしていました。チャンスをいかしたいと思っていました。良い形でGIへ向けていけると思います。頑張ってほしいですね」

2着 ギルデッドミラー(岩田望来騎手)
「前に馬を置いて、折り合いに専念して抜け出しましたが、勝った馬が強かったです」

3着 プリンスリターン(原田和真騎手)
「抜け出しが早く、一頭になるとフワッとする面が出ます。馬体は成長しています。外側の馬と競ったあたりで、力むような所がありました。前回のレースと比較して外の馬がいるいないでリラックスできるかどうかというところが最後につながったのかなと思います。でも先団の中で残っているのはこの馬だけなので、力は見せてくれました。馬は頑張ってくれました」

4着 ボンオムトゥック(藤岡佑介騎手)
「マイルの重賞の流れなので、どれぐらい位置を取りに行けるかなと思っていました。スタートで半馬身くらい置かれた感じになったので...あと一列前を取りたかったのですが。でもみんな脚が止まる苦しい馬場と展開の中、盛り返していますし、あそこまで行ったら3着以内に入って権利を取りたかったですね。でも馬はあきらめず良く頑張ってくれました」

5着 トリプルエース(川田将雅騎手)
「しっかりと良い内容で走ってくれましたが、トップスピードが速くはないので、もっと渋った馬場でやりたかったです」

6着 ジュンライトボルト(藤井勘一郎騎手)
「馬場を気にしていたのか、道中前回ほどの進み具合がなく気合いをいれっぱなしでした。それを考えたら直線反応してくれていますが、やはり良馬場で走らせたかったですね」

7着 リインフォース(泉谷楓真騎手)
「ゲートでよられて馬を怖がるところがあり、位置を取りに行けませんでしたが、後ろからでも伸びていましたし、1600mでも競馬は出来ます。よく頑張ってくれたと思います」

9着 グランレイ(太宰啓介騎手)
「思っていたより位置取りが下がってしまいました。外を回るロスがあって...それが最後ひびいたかもしれません」

12着 ノルカソルカ(幸英明騎手)
「初めて乗ったのでわからないのですが、終わってからすぐに息が入っていました。もっとやれる馬のはずです。物見をするところもあったようです」

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