【さきたま杯レース後コメント】ノボバカラ森泰斗騎手ら

ラジオNIKKEI

2020年05月27日(水) 20:02

8歳馬ノボバカラでさきたま杯を制した森泰斗騎手(撮影日は20年2月、(c)netkeiba.com)

浦和競馬場(天候:晴、馬場:良)で行われたダートグレード競走の第24回さきたま杯(JpnII・1400m)は12頭によって争われ、スタートを決めて好位でレースを進めた単勝7番人気のノボバカラ(JRA)が勢いよく迫ってゴール前で捉えきった。勝ちタイムは1分25秒8。勝利騎手は船橋の森泰斗騎手

連れて追い込んだ2番人気のブルドッグボス(浦和)が1馬身差の2着に入り、逃げた6番人気のノブワイルド(浦和)がさらに1馬身差の3着に入った。3番人気のブルベアイリーデ(JRA)はそこから3/4馬身差の4着、1番人気のジャスティン(JRA)は1馬身差の5着に敗れた。

勝ったノボバカラは父アドマイヤオーラ母ノボキッス(母の父フレンチデピュティ)という血統の牡8歳栗毛馬。JRA栗東・森秀行厩舎の所属。通算成績は51戦9勝。重賞での勝利は2016年カペラステークス(GIII)以来で4勝目となった。

〜関係者のコメント〜
1着 ノボバカラ 森泰斗騎手
「初めて乗りましたが、おとなしくて素直で『さすがベテラン』という馬でした。返し馬でも力強さが伝わり、体調の良さを感じました。いいタイミングで乗せていただいたと思います。

レースはいいスタートを切ったので、他馬を見ながら展開を味方につけることができました。直線は『かわしてくれ』と思いながら必死に追いました。時計を含め優秀な内容で、8歳でも今後まだまだ活躍できる馬だと思います」

森秀行調教師
「馬の調子は最近ずっとよく、課題だったゲートもすんなり入るようになっていました。それでも前の馬の脚が快調だったので捕まえられるとは思っていませんでしたが、直線半ばで『もしや』と思いました。

8歳ではありますが、ゲート難が解消されたことでこれからも頑張ってくれると思います。この後は、(6月4日に門別競馬場で実施される)北海道スプリントカップに向かう予定です」

2着 ブルドッグボス 御神本訓史騎手
「展開は理想的でした。斤量が58キロだったことを考えると、いい競馬ができたと思います。 前回より馬が良くなっており、次が楽しみです」

3着 ノブワイルド 左海誠二騎手
「いい形の展開だったと思いますが、残り100mで一杯になりました。レースの内容としては良かったと思います。休み明け2戦目で馬は良くなっているので、次が楽しみです」

4着 ブルベアイリーデ ミルコ・デムーロ騎手
「いいスタートでしたが、道中もう少し前で競馬がしたかったです。初めてのコースで忙しかった印象です」

5着 ジャスティン 坂井瑠星騎手
「スタートで躓いてしまいました。(小回りコースで)道中も、コーナーが回り辛そうでした。ベストはワンターンの1200mだと思います」

11着 ペイシャゲラン 中島良美騎手
「ペースについていけませんでした。自分としては、初めて重賞競走に騎乗させていただき、いい経験になりました」

(コメント:埼玉県浦和競馬組合リリースによる)

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