【目黒記念予想】ルメール騎手との初コンビでオセアグレイトが初重賞制覇なるか!?/JRAレース展望

2020年05月30日(土) 20:00

オセアグレイトはコース距離ともに向いていそうだ(撮影:小金井邦祥)

 1932年に創設され、今年で第134回を迎える伝統の一戦の目黒記念。以前は春秋2回行われていたが、1984年から年1回の実施となった。

 2006年からは、日本ダービーと同じ日の施行となっている。またハンデキャップ競走ということもあり、ここ10年を見ても人気通り決まるレースはほとんどなく、今年も波乱含みの一戦となりそうだ。

 ◎はオセアグレイト。前走のメトロポリタンSでは1番人気に推されながら、インで行き場がなく脚を余しての5着と敗れた。ただこれまで東京コースでは2勝しており、2月のダイヤモンドSでも3着と良績を残しているし、2500m以上では3着を外しておらず、コース、距離とも、今回はこの馬にとって願ってもない舞台。ルメール騎手に乗り替わって、そのレース振りにも注目が集まる。

 ○にタイセイトレイル。大崩れはしないものの、ここのところひと息の競馬が続いていたが、前走では久々に上位争いを演じて3着と力のあるところを見せた。目黒記念とコース、距離とも同条件のアルゼンチン共和国杯で2着となった実績もあり、展開が向けばこの馬の末脚が生きるだろう。

 ▲はミライヘノツバサ。前走の天皇賞(春)はGIでさすがに厳しかったのと、悪い馬場が影響して12着と大敗。だが幸いレース後のダメージもさほどなく、ここに向けて順調に調整されており、調教でも伸び伸びした走りを披露している。ダイヤモンドSを勝った時と同じ東京コースで一発を期待。

 △は3頭。勝ちきれないものの、GII、GIIIでは常に掲示板上位で入線している堅実派のステイフーリッシュ

 ボスジラは3連勝で臨んだ阪神大賞典では初めての重賞挑戦だったせいか、太刀打ちできずに敗退したが、実績ある東京へのコース替わりは吉。

 昇級初戦だが、3連勝で勢いに乗るキングオブコージ。54キロの斤量も魅力だ。

 オセアグレイトが待望の重賞初制覇となるのか。それとも伏兵馬が台頭して、例年通りに波乱となるのか。

 目黒記念は、5月31日(日)、17時発走。

(文:佐々木祥恵)

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