【CBC賞】ラブカンプー人馬ともに重賞初V デビュー2年目・斎藤が巧みにリード 

デイリースポーツ

2020年07月06日(月) 07:00

 まんまと逃げ切るラブカンプー

 「CBC賞・G3」(5日、阪神)

 単勝13番人気のラブカンプーが逃げ切り勝ち。デビュー2年目の斎藤とともに、重賞初制覇を成し遂げた。2着は11番人気のアンヴァル、3着に3番人気のレッドアンシェルが入り、3連単244万4630円の高配当。馬連も13万円超え、馬単は29万円超えと大波乱の決着となった。1番人気のクリノガウディーは12着に終わった。

 ラブカンプーが15頭を引き連れて直線へ。ライバルが懸命に前を追うが、容易に差は詰まらない。渾身(こんしん)の左ステッキに応え、栄光のゴールを貫くと、振り下ろした若武者の左手が、もう一度高く上がった。

 デビュー2年目。初めて重賞タイトルをつかみ取った斎藤は、「ありがとうございます」と馬上で頭を下げ、検量室前に帰還。「今回、重賞に騎乗するチャンスを頂き、関係者の方々には、感謝の言葉しかありません。枠順、斤量(51キロ)などを考えて、積極的な競馬をしようと思っていました。ラブカンプーがしっかりと応えてくれて、こみ上げるものがありました」と初々しく、感謝の言葉を丁寧に並べた。

 昨年デビューした8人の騎手の中で初勝利一番乗り。父である美浦の斎藤誠師の元をあえて離れ、栗東所属となって腕を磨き、JRA42勝を挙げたが、今年は5月30日に19勝目を挙げて以来、1カ月以上も勝利から遠ざかっていた。感激の1勝は18年スプリンターズS2着以降、スランプに陥っていたラブカンプーにとっても、待望の重賞初勝利となった。

 森田師も「うれしかったですね。長く低迷していましたから。トモの張りがなかなか戻らなかったのですが、牧場で諦めずに一生懸命フラットワークをしていただいたことで、前走あたりから良くなってきていました」と喜びを口にした。次は藤田菜七子に騎乗依頼済みのアイビスSD(26日・新潟)へ。18年2月以来の復活星を胸に、サマースプリントシリーズ第3戦の直線競馬に挑む。

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