【大井・JDD予想】今年も人気順通りには決まらない!? アタマを悩ませる「未知の要素の多さ」をどう考える?/地方競馬レース展望

2020年07月08日(水) 12:33

上位人気が想定されるJRA勢のなかで、nige氏が唯一不安材料を指摘したバーナードループ。懸念を払拭することができるか(撮影:稲葉訓也)

 本日、大井競馬場で行われるジャパンダートダービー(JpnI)。レース名の通り、3歳ダートのトップを決める地方交流重賞です。2歳の地方交流重賞とは違って、3歳のこの時期になると完成度の高さでは抵抗できずに、中央馬が上位に来る結果になるので上位人気決着が多くなります。でも、人気順にはならないのがこのレースの特徴。

 近5年は、6番人気以内の決着(6番人気が1頭だけなので、ほぼ5番人気以内)も、1-3番人気の3頭で決まった年はありません。また上位2頭でも1番人気、2番人気の順番での決着はありません。

 必ず上位人気3頭のなかで1頭以上が馬券圏外になっていて、かつ人気順でもありません。そのため、上位人気5頭のBOX3連単を買い続けるだけで、近5年で4年的中(16年、17年は3連単2万馬券)でプラスになっています。

 これは“未知の要素の多さ”が影響していると考えています。ナイター競馬や大井コースに対応できず力が出せなかったり、ユニコーンSの東京1600mで好走しても2000mの距離に対応できなかったりすることで凡走しています。
 
 今年の上位人気馬では、想定2番人気のバーナードループが大井コースへの対応に不安が残ります。勝ってきた条件が、持続力が重要な中山1800mと園田1870mだけ。大井外回りで問われる「コーナーで緩んで加速する瞬発力」と「直線でのトップスピードの速さ」を、これまでのレースで見せたことがありません。

 兵庫CSで賞金を加算して余裕のあるローテはプラス材料ですが、コース適性に不安を感じます。距離に関しては、想定上位人気3頭が1800mで強い勝ち方をしています。2000mなので走ってみないとわからない部分も多いですが、少なくともこれまでのレース内容からは不安を感じません。

 これだけでは判断できませんが、上位人気決着になっても人気順通りに決まらないレースなので、買い目を絞るのならどの上位人気馬を軽視して馬券を組み立てるのか、が的中のポイントになります。ウマい馬券では各馬の適性、ローテ、レースレベルなど全馬の評価を記載。考えた買い目も含めて、最終結論にぜひご注目ください。
(文=nige)

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