【スパーキングLCレース後コメント】ファッショニスタ川田将雅騎手ら

ラジオNIKKEI

2020年07月15日(水) 22:13

ファッショニスタの川田将雅騎手(撮影:高橋正和、(c)netkeiba.com)

15日、川崎競馬場で行われた牝馬のダートグレード競走、第24回スパーキングレディーカップ(ホクトベガメモリアル・JpnIII)は今年も2番手でレースを運んだ1番人気のファッショニスタ(JRA)が、逃げるサルサディオーネ(大井)を直線で競り落とし、メイクハッピー(JRA)の追撃もしのいで、このレース連覇を果たした。勝ちタイムは1分40秒9。

2着に3番手から追い上げた2番人気メイクハッピー、3着には3番人気サルサディオーネが粘った。

勝ったファッショニスタは父ストリートセンス、母アクアリスト(その父Coronado's Quest)の血統、JRA栗東・安田隆行厩舎所属の牝6歳馬。通算成績は21戦7勝(地方5戦2勝)。

<レース後の関係者のコメント>
1着 ファッショニスタ(川田将雅騎手)
「連覇できて嬉しいです。ハナに行く馬がいたので2番手を追走して、リズム良くいけました。3コーナーからはこの馬の特徴を考えてレースを組み立てました。直線では並ばれてからも底力を見せてくれて、力を出し切ることができました」

1着 ファッショニスタ(安田隆行調教師)
「(連覇を達成して)ファッショニスタ自身もこの競馬場が好きなのだと思います。加えて暖かくなると状態も良くなって走る気になってくれます。レースでは3コーナーでルメール騎手(騎乗のメイクハッピー)に外から被せられ一瞬ヒヤッとしましたが、川田騎手の好判断で勝つことができて良かったです。現時点では昨年と同様に夏は一息入れて、秋からになると思います。できたら3連覇したいです。今日はありがとうございました」

2着 メイクハッピー(C・ルメール騎手)
「外枠でしたが無理なく行き脚がついて、良いポジションが取れました。終始手応えも良かったですし、直線では逃げた馬を捕まえて先頭に立つことができましたが、差されてしまいました。この馬にとって小回りのコーナーがきつかったですが、頑張ってくれました。今日は勝った馬が一番強かったですが、今後重賞を勝てると思います」

3着 サルサディオーネ(矢野貴之騎手)
「ハナにこだわっていました。船橋と違い若干リズムが悪かったですが、よく粘っていました。抵抗していました。展開次第でチャンスはあると思います」

4着 メモリーコウ(古川吉洋騎手)
「前で決まる展開になってしまったので、もう一列前で行きたかったのですが、前が速かったので行けなかったです。その分だけ負けました」

5着 ワンダーアマービレ(長岡禎仁騎手)
「スタートも良く、道中もロス無く上手に競馬をしてくれましたが、このような馬場だったので前が残ってしまいました。馬はとても良くなっていますし、着実に成長していると思います」

(取材:小屋敷省吾・コメント協力:神奈川県川崎競馬組合)

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