【関屋記念予想】 高速決着必至の新潟マイル重賞! 最重要ポイントは斤量!/JRAレース展望

2020年08月14日(金) 18:03

一昨年の同レースを制したプリモシーンが、今回の『ケシウマ』に該当。今年の東京新聞杯は56キロで勝利しているが…(撮影:下野雄規)

 夏の新潟の風物詩ともいえるマイル重賞。長く平坦な直線を舞台に、スピードの絶対値が問われます。そのため、もっとも重要なポイントが「斤量」。過去10年では、前走から斤量減馬が9勝を挙げています。ただし軽量な馬が優位なわけではなく、斤量56キロ以上馬が8勝という点にも注目です。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。

 例えば先々週と先週の【残った馬】ならば、それぞれ該当馬4頭のうち、クイーンSでは11人気優勝のレッドアネモスが、レパードSでは5人気3着のブランクチェックが、消去データをかいくぐって好走を果たしました。このように人気馬の取捨だけでなく、穴馬の選択にも活用できるのがケシウマの消去法。ここでは、関屋記念の消去条件のうち1つを無料公開します。

【条件1】
前走から斤量増馬(ただし、前走5着以内の牝馬は除く) [0-0-0-38] 複勝率0%
該当馬:ジャンダルムドーヴァープリモシーンペプチドバンブーミッキーブリランテメイケイダイハードメイショウグロッケ
過去10年を見ると、前走から斤量減馬は[9-1-5-38]と優秀。9年連続で優勝している。対して、斤量増馬は[0-1-0-40]。そのうち、3頭が出走して2着1回、4着2回と善戦している「前走5着以内の牝馬」を除くと、好走は望めない。
(過去の主な該当馬:19年ロシュフォール3人気9着、18年リライアブルエース2人気6着)

 冒頭でも触れたように、斤量を重視すべきレースです。わずか1キロの斤量の増減でも結果に大きな影響が生じています。そしてこの消去データに、上位人気が予想される一昨年の優勝馬のプリモシーンが該当しました。

 2年連続優勝のディープインパクト産駒で、鞍上は関屋記念3勝の福永騎手と買い材料ばかりの馬ではありますが、前走はGIとはいえ1.4秒差の8着からの斤量1キロ増の56キロ。牡馬換算で58キロの酷量と人気を考えれば、思い切って軽視する手は十分にありそうです。

 さらに、3つの「スペシャルデータ」を含む残りの消去条件は、『パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬は、いったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。

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