【新潟記念予想】 夏の新潟開催の追尾を飾るハンデ戦! 攻略のキモは過去10年で5勝の小倉記念組!?/JRAレース展望

2020年09月04日(金) 18:03

レース間隔の影響で、『ケシウマ』に該当してしまったアールスター。10番人気で制した小倉記念をフロック視する声を跳ね返すことができるか(写真提供=デイリースポーツ)

 サマー2020シリーズの最終戦ということで、レースの中心は同シリーズの小倉記念函館記念七夕賞に出走していた馬たちです。なかでも注目は、過去10年で5勝を挙げている小倉記念組でしょう。連対馬2頭が参戦するシリーズの行方とともに、『ケシウマ』がどのようにジャッジしたのか、気になるところです。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。

 例えば今月行われた重賞では新潟2歳S札幌記念関屋記念レパードSで残った馬2頭がそれぞれで馬券になっています。さらに、【残った馬】のなかから北九州記念アウィルアウェイが10番人気で3着、関屋記念トロワゼトワルが8番人気で2着、レパードSブランクチェックが5番人気3着、クイーンSではレッドアネモスが11番人気で優勝と、消去データをかいくぐって好走を果たしました。

 このように人気馬の取捨だけでなく、穴馬の選択にも活用できるのがケシウマの消去データ。ここでは、新潟記念の消去条件のうち1つを無料公開します。

【条件1】 ※新潟競馬場が左回りコースになった01年以降の19回のデータを参照したもの
前走からのレース間隔が中2週以内(ただし、前走2.0秒以上敗退馬や当日斤量57キロ以上馬は除く) [0-0-0-50] 複勝率0%
該当馬:アールスターサトノガーネット
暑さ厳しい時期での開催だけに、前走からレース間隔が詰まった馬は苦戦傾向だ。例外は、当日のハンデが57キロ以上の実績馬か、前走で2.0秒以上と大きく大敗していた、ある意味、レースで消耗せずに余力を残して臨めた馬だけだろう。
(過去の主な該当馬:15年マジェスティハーツ2人気10着、13年ブリッジクライム2人気9着)

 小倉記念連対馬の2頭ともが、[0-0-0-50]という消去データに該当しました。昨年までは中3週だったレース間隔が、今年の開催短縮の影響で中2週に詰まってしまったのが原因です。

 ちなみに01年以降では、小倉記念組は中3週で[6-3-6-37]だったのに対して、中1週時には[0-0-0-5]。中2週のレース間隔だったことはありませんが、マイナス方向の変更なことは間違いありません。

 さらに、スペシャルデータを含めた残りの消去条件は、『パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬は、いったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。

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