【浦和・オーバルスプリント予想】 地方勢の躍進が目立つ一戦! 地元ノブワイルドの3連覇なるか!?/地方競馬レース展望

2020年09月21日(月) 18:33

前走の習志野きらっとスプリントで貫録を示したノブワイルド。オーバルスプリント3連覇に向けて視界は良好だ(撮影:高橋正和)

 交流重賞といえばJRA馬の活躍が目立つが、オーバルスプリントは過去10年で地方馬は4勝。この2年は、地元・浦和の小久保厩舎所属のノブワイルドが連覇を決めている。

 浦和競馬場は南関4場のなかで最も小回りで、中央馬はコーナリングで苦戦することが多い。また、1400mは正面スタンド前の発走で最初のコーナーまでは距離があるため、テンの速い馬なら外枠が必ずしも不利にならず、スタートでモタつけば内枠がアダとなりかねない。

 このトリッキーなコースを、地の利を生かして2連覇しているのがノブワイルドだ。5月のさきたま杯で3着、前走の習志野きらっとスプリント(SI)を制覇と、8歳となっても衰えはまったく感じられない。何より、浦和1400mは[6-1-1-4]で、JBCスプリントで5着などめっぽう強いコース巧者。前人未踏の3連覇なるか注目だ。

 この歴史的瞬間に、“待った!”をかけるのが、川崎所属のベストマッチョ。元JRAオープンで転入2戦目の前走、プラチナC(SIII)を早め先頭からの押し切り勝ち。初重賞制覇を果たした。走破タイム1分26秒1は、18年のノブワイルド優勝時と同タイムと優秀なもの。佐々木仁調教師も「前走時計だけ走れば、いい勝負ができる」と、自信を持っての参戦だ。

 当然だが、JRA勢力も手ごわい。前走、初の交流参戦でサマーチャンピオンを制したサヴィ、今回と同コースのさきたま杯で1、2着の実績があるサクセスエナジーなど、上位争いは確実。短距離巧者が集う一戦で、今年は中央、地方どちらの馬に軍配が上がるのか。
(文=スポーツ報知記者・志賀浩子)

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す