【サウジアラビアRCレース後コメント】ステラヴェローチェ横山典弘騎手ら

ラジオNIKKEI

2020年10月10日(土) 20:05

ステラヴェローチェが3馬身差の快勝(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

東京11Rの第6回サウジアラビアロイヤルカップ(2歳GIII・芝1600m)は3番人気ステラヴェローチェ(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分39秒6(不良)。3馬身差の2着に1番人気インフィナイト、さらに2馬身半差の3着に9番人気セイウンダイモスが入った。

ステラヴェローチェは栗東・須貝尚介厩舎の2歳牡馬で、父バゴ母オーマイベイビー(母の父ディープインパクト)。通算成績は2戦2勝。

レース後のコメント

1着 ステラヴェローチェ(横山典弘騎手)
「返し馬の感じや、馬っぷりが良くて、自信をもって乗ることができました。スタートはあまり良くありませんでしたが、急かす事無く進めました。新馬戦では物見をしていましたし、馬場も考えて直線では真ん中に出していきましたが、真っすぐに走ってくれました。跳びが大きいので、こういう馬場が得意とは言えませんが、能力が違いました」

(須貝尚介調教師)
「テンションが高めで、来週にしようか迷いましたが、馬は仕上がっていましたし、こういう馬場も血統的にあっていると思いました。それに頭数も手ごろなので出走を決めました。夏に放牧に出て、馬が成長して力をつけています。ジョッキーがうまく乗ってくれたのですが、上手に競馬ができたのは収穫です。次走は様子を見ながら決めたいと思います」

2着 インフィナイト(北村友一騎手)
「勝った馬は抜け出してからも余裕があって、強かったです。この馬自身は、このような馬場も苦にせずしっかりと走っていました。あとは良馬場でどれだけ走れるのか見てみたいです。成長力もあるタイプだと思います」

3着 セイウンダイモス(内田博幸騎手)
「体が仕上がっていて、気合も入っていました。行きたがるところがあったので、上手くなだめながら馬場の良いところを走らせました。直線で勝った馬は次元が違いましたが、この馬も止まらずに粘っていました。今日のような馬場も良かったです。馬自身成長しています」

4着 ジャンカズマ(戸崎圭太騎手)
「今日は上手にゲートを出てくれて、リズムを崩さず行けました。ポジションを下げても競馬はできたと思います。ただ力がつききってないようで、最後はフラフラしていました。パンとしてくれば良いと思います」

5着 キングストンボーイ(C.ルメール騎手)
「まだゆるく子供で、経験が必要です。スタートから遅れましたし、馬場も特殊でした」

8着 カガフラッシュ(江田照男騎手)
「テンションが高かったです。リラックスして走っていなくて、馬の後ろに入れても落ち着いてくれませんでした。そこが今後の課題です」

10着 ダディーズビビッド(大野拓弥騎手)
「この馬場では、切れる脚がそがれてしまいます。バランスをとるのに精一杯でした」

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