【天皇賞・秋】栗東レポート キセキ(角居師)

ラジオNIKKEI

2020年10月28日(水) 18:32

◎11月1日(日)東京競馬場で行われる第162回天皇賞(秋)(GI)に出走を予定しているキセキ(牡6、角居)について、追い切り後の角居勝彦調教師のコメントは以下の通り。

・(春の2戦は)春先は戦略的にどうしようかと悩みつつの競馬ではありました。どうしても2000mを超えてくるとハミを噛んでしまうというところがあるので前に行くのか(脚を)溜めるのかというところです。宝塚記念武豊騎手が溜める競馬で結果を出してくれました。ひと夏休養を入れてから、年齢的なこともあるのかも知れませんが、折り合いの進境を見せ始めています。

・秋の初戦は乗り手が変わりましたが上手に溜めを教える競馬をしてくれたかなと思います。厩舎サイドから何かを言ったわけではありませんが天皇賞にむけて折り合いに専念する、溜める競馬を意識してやってくれたのかなと思います。菊花賞を勝った溜める競馬をイメージできるようになってきました。

宝塚記念を終えた後、夏は生まれ故郷の下河辺牧場へ一度帰って精神的にリフレッシュして帰ってきました。その後は作り込みたいということで早めに栗東トレーニングセンターへ帰してもらいました。それからしっかり乗りこめたと思います。

・(一週前追い切りは武豊騎手騎乗)一度競馬を使っていますので感触だけという感じでした。最近坂路は時計のかかる重たい馬場が多かったのですが、それにしてもしっかりとした時計で上がってきました。武豊騎手も「感触的にも良かったですね」とのことでした。

・(今日の最終追い切りは)折り合いに課題があるタイプの馬なので、前に馬を置いたらどう反応するのか。じっくり我慢しながら調教で最後は動かしました。今はしっかり出来ていると思います。劇的に状態が変わることはありませんが、乗り手の指示を聞いて競馬に向かえるかというところが大事かと思います。そういうところでは上手に走っていたかなと思います。

・2000mで走れるということは、より折り合いの心配も少なくなりますのでいいと思います。

・(渋った場合)重たい馬場を苦にする馬からするとキセキには有利になることは多いと思います。(速い時計になった場合)ジャパンカップでもいい時計で走れていましたので、むしろどこから脚を使わせるかというところが課題だと思います。

取材:檜川彰人

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