【東京スポーツ杯2歳S展望】後の活躍馬を数多く輩出してきた出世レース

2020年11月18日(水) 06:00

のちのGI馬を多数輩出する出世レースを制すのは?(撮影:下野雄規)

 昨年の覇者コントレイルは今年無敗のクラシック三冠を達成。また、それ以前にもワグネリアンサトノクラウンイスラボニータディープブリランテサダムパテックローズキングダムナカヤマフェスタなど後の活躍馬が多く輩出されてきた。2歳戦屈指の出世レースだ。

1.決め手勝負になりやすい

 より短い距離に適性がある馬は前週までの京王杯やデイリー杯に向かうため、中距離タイプが揃う東京スポーツ杯はスローペースになるのが通例。レースの上がりは速く、末脚のキレが問われるレースになることが多い。

2.上がり3F33秒台の経験が必要

 過去10年の勝ち馬10頭中8頭は、それ以前に上がり3F33秒台の末脚をマークした経験があった。また、いずれの勝ち馬も前走は控えて上がり1〜2位の上がりを使っていた。

3.キャリア数に注目

 過去10年、キャリア数が1〜2戦の馬は[7-10-7-46]で複勝率34.3%なのに対し、キャリア3戦以上だった馬は[3-0-3-50]で複勝率10.7%。それまでの経験数より、素質を重視したい。


 ドゥラヴェルデは7月に新潟芝1800mの新馬戦で、上がり3ハロン33秒1の末脚を発揮して快勝。もたれる面は見せていたが、鋭く伸びて2着を3馬身差突き放しており高い能力があるのは間違いないだろう。入厩後は順調に調整が進み、休み明けでも力を出せる態勢にある。ここも期待したい。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す