厩舎地区でコロナウイルス感染のクラスターが発生し、11月13日から開催がストップしている北米カリフォルニア州のゴールデンゲート競馬場で、感染者数が20日(金曜日)夜の段階で200名を超えたことが明らかになった。

　感染者は、バークレー市が用意した競馬場外の施設で、最短でも14日間の隔離期間を送っている。

　開催が止まった段階での陽性者数は24名で、競馬場は当初、1週間程度で封じ込めをはかり、開催を再開したい意向を示していたが、その後、感染はむしろ飛躍的に拡大。開催再開は早くても、12月3日になることが発表されていた。

　ゴールデンゲートには1200頭〜1300頭の現役馬がおり、運動のために馬場は連日開放されているが、同じカリフォルニア州のデルマー競馬場への移動が進められている。

(文：合田直弘)