【ジャパンC コース解説】開催最終日で、不確定要素の多い一戦に

2020年11月27日(金) 16:20

東京芝2400m

 29日に行われるジャパンカップ(3歳上・GI)の舞台となる東京芝2400m。このコースについて解説していく。

 東京競馬場の芝コースは左回りで1周距離2083.1m。これは新潟競馬場に次ぐ広さで、ゴール前直線も525.9m、幅員は最大41mと、まさにチャンピオン決定戦にふさわしいコースだ。広い幅員を生かし、A〜Dのコースを使い分けることによって馬場の傷みの分散化を図っている。

 東京芝2400mはスタンド前からのスタート。350mほど走ったところで初角となる1コーナーに突入する。向正面半ばまでゆったり下って、一旦上ってから下り、3コーナーの中間地点が最も低くなる。4コーナーを回って直線入り口に急坂が待ち構えており、坂を上り切ったラスト300mは平坦。ゴール前の直線は525.9m。 

 ジャパンCは5回東京開催の9日目。4回東京は前半6日間をAコース、後半2日間をBコースで行い、5回東京は前半4日間をBコース、後半5日間をCコースで行う。つまり、ジャパンカップは連続開催17日目かつCコース替わり5日目ということになる。

直近2年のこの開催は芝の状態が良く高速決着となっていたが、今年は雨の影響もあり、時計を要している。ごく稀に内ピッタリの奇襲も見られるが、基本的には各馬とも馬場の内側をあけており、開催最終日のジャパンCデーもそれが引き継がれる可能性が高いだろう。ただし、各馬が外を回る状況が進めば進むほど、外からの差しの距離ロスが大きくなるため、直線での捌きが勝負の鍵を握ってくる。

 また、ダービーでの1枠の活躍が知られる通り、基本的には内枠有利のコースだが、前述の通り、今年は馬場の内側が荒れている。騎手の判断や道中での隊列など、不確定要素の多い一戦となりそうだ。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す