米種牡馬タピザーを日本で導入へ

ラジオNIKKEI

2020年12月01日(火) 15:06

JRAで4勝を挙げたTapizar産駒のゲキリン(c)netkeiba.com、ユーザー提供:Ogiyoshi3さん

 北海道新冠郡新冠町にある株式会社優駿は、アメリカでチャンピオンホースを送って注目を集めるエーピーインディ系の人気種牡馬タピザー(2008年生まれの12歳、アメリカ・ケンタッキー産、鹿毛)を導入し、2021年シーズンより北海道新冠郡新冠町の優駿スタリオンステーションで供用することを決定した。

 タピザーはアメリカで2歳〜4歳時に14戦してG1ブリーダーズカップダートマイル(ダート1600m)、G2サンフェルナンドステークス(ダート1700m)、G3シャムステークス(ダート1700m)など6勝を挙げて、2013年よりケンタッキーのゲインズウェイファームにて種牡馬供用された。

 血統は父がエーピーインディ系の人気種牡馬で、アメリカでチャンピオンサイアーに輝いたタピット(その父プルピット)、母はデピュティミニスターの娘のウイニングコール

 牝系はG1セクレタリアトステークス優勝、G1ケンタッキーダービー3着のパディオプラード、G1ケンタッキーオークス、G1ブリーダーズカップディスタフなどG1だけで5勝を挙げてアメリカ最優秀3歳牝馬に輝いたアンタパブル、G1フューチュリティステークスを8馬身1/4差で圧勝し、種牡馬としても成功するキュヴェ、G1ハリウッドダービーのオリンピオ、G1NHKマイルカップラウダシオン、それに本邦輸入種牡馬パイロなどを送り出す注目のファミリーラインである。

 種牡馬となって、その2年目の産駒から2018年のエクリプス賞最優秀3歳牝馬に輝いた名牝で、G1ブリーダーズカップディスタフ(2勝)など15戦13勝(うちG1に7勝、2020年11月現在)ののち、ブリーダーズカップ翌日に開催されたファシグティプトンセールに上場されて約10億円(950万ドル)で落札されたことが話題となったモノモイガール(牝5歳)を出して脚光を集めた。

 産駒はこれ以外にもG2ダヴォナデールステークス優勝でG1エイコーンステークス3着のジェルトリン(牝4歳)、G3ウイニングカラーズステークスのハニーバニー(牝6歳)、G3デラウエアオークスのプロジェクトウイスキー(牝3歳)、JRAで4勝を挙げたゲキリン(牡6歳)などが活躍している。

 タピザーは1月中旬に日本に到着予定になっている。なお、種付料に関しては後日発表される。

(株式会社優駿からのリリースによる)

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