【カペラS コース解説】芝スタート、下りスタートでハイペースになりやすい

2020年12月11日(金) 15:00

中山ダート1200m

 13日に行われるカペラSカペラS(3歳上・GIII)の舞台となる中山ダ1200m。このコースについて解説していく。

 中山ダートコースは1周距離が1493mで、ゴール前の直線は308m。1周距離、直線距離とも中央4場のなかで最も短いコースとなっている。一方で、高低差は4.5mあり、これは日本のダートコースでは最大。「ローカルのようなサイズ感でありながら、起伏に富んだタフなコース」これが中山ダートコースの特徴だ。

 ダート1200mは向正面2コーナー奥の芝からスタート。初角となる3コーナーまでは502mで、芝部分を200mほど走ってから本線へと合流する。緩やかな下りからスタートし、ダートコースに入った残り1000mから800mにかけて3mほど下る急な下り坂となる。そこからさらに緩やかな下りが続き、残り200m地点で高低差約2mの急坂を迎える。ゴール前直線は308m。

 芝スタートかつスタートから下りが続くコースレイアウトのため、非常にペースが速くなりやすいのが特徴。15年には前半3ハロン32秒5という激流となり、4角14番手のキクノストームが直線一気を決めている。最後の急坂も相まって、ダート短距離戦とはいえ、逃げ・先行馬が絶対的に有利というコースではない点は頭に入れておきたい。

また、芝スタートのダートコース全般に言える特徴だが、外枠の方が芝部分を長く走れるため、外枠有利になりやすい。

 とはいえ、カペラS自体は18年に2番のコパノキッキングが優勝し1番のキタサンミカヅキが3着。14年、16年にはダノンレジェンドノボバカラが1番枠から逃げ切りを決めている。内枠の快速馬による一発もあるのが悩ましいところだ。

 先週から開幕した5回中山のダートは、雨が降ったこともあり比較的速い時計が記録されていた。ただし、乾燥が進みやすい時期なので、パサパサのダートになればパワータイプが台頭してくることだろう。しっかりと当日の天候や含水率をチェックしたい。

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