【ターコイズS展望】暮れの牝馬限定ハンデ戦、好走の条件とは

2020年12月15日(火) 06:00

ロベルト系を持つシーズンズギフトの巻き返しに期待したい(撮影:下野雄規)

 暮れの中山マイルの牝馬限定戦として親しまれていたオープン特別が2015年に重賞へと格上げされた。同時に愛知杯の施行時期が年明けに移動し、12月の古馬牝馬の目標レースとしての位置付けが明確になった。重賞昇格後メンバーレベルは高くなっているが、それでもハンデ戦らしくしばしば波乱となる。

1.若い馬が中心

 昨年は4頭出走した3歳馬が上位4着を独占した。重賞昇格以降の5年間をみても、5歳以上の連対は16年のマジックタイム1頭だけで、他の連対馬は全て3・4歳馬だった。若い馬有利の傾向はオープン特別時代からあったが、それがより一層強まっている印象だ。

2.前走大敗馬が巻き返す

 昨年の勝ち馬コントラチェックは前走15着からの巻き返しだった。また、17・18年連覇のミスパンテールは17年こそ連勝だったが、18年は前走12着からの巻き返し。さらに、16年の勝ち馬マジックタイムは前走8着から、15年の1〜3着はいずれも前走10着以下からの変わり身だった。

3.ロベルト系に注目

 15年の勝ち馬シングウィズジョイ、17・18年連覇のミスパンテール、昨年2着のエスポワールの母父はシンボリクリスエスで、16年の勝ち馬マジックタイムは母父がブライアンズタイム。また、2016年3着のカフェブリリアントは父がブライアンズタイムだった。重賞昇格後は、父か母父にロベルト系の種牡馬を持った馬の好走が目立つ。

 シーズンズギフトは父がエピファネイアでロベルト系。前走の富士Sで12着と大敗を喫したが、前半のペースが非常に速く結果は度外視できる。重賞でも大崩れしていない中山コースに戻って巻き返しを期待したい。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す