【京成杯レース後コメント】グラティアス C.ルメール騎手ら

ラジオNIKKEI

2021年01月17日(日) 19:39

C.ルメール騎手とのコンビでグラティアスが重賞初制覇を飾った(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

中山11Rの第61回京成杯(3歳GIII・芝2000m)は1番人気グラティアス(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分03秒1(良)。2馬身半差の2着に2番人気タイムトゥヘヴン、さらに1馬身1/4差の3着に6番人気テンバガーが入った。

グラティアスは美浦・加藤征弘厩舎の3歳牡馬で、父ハーツクライ母マラコスタムブラダ(母の父Lizard Island)。通算成績は2戦2勝。

レース後のコメント
1着 グラティアス(C.ルメール騎手)
「他の馬の後ろで、我慢して走っていました。馬にとっては勉強になったと思います。直線も素晴らしい手応えでした。跳びが大きくてすぐにトップスピードに入ってくれました。楽勝でした。体も大きくなって、少し大人になりました。GIレースにもいけると思います」

(加藤征弘調教師)
「2戦目でしたが冷静に走ってくれました。内が荒れて外差しの馬場でしたがしっかりと伸びてくれました。タフな馬場も苦にしません。この後はオーナー、牧場サイドと相談して決めることになります」

2着 タイムトゥヘヴン(M.デムーロ騎手)
「残念でした。内枠でスタートが良かったですが、ハナに行きたくはありませんでした。ゆっくり行っていましたが、誰も来ませんでした。直線に向いたら一番いいところを走りたかったですが、内から勝ち馬が良い脚で来ていました。初めて乗りましたが、良い馬でした」

3着 テンバガー(戸崎圭太騎手)
「ゲートの中でうるさくて、若さを見せていました。まだ走りが固まっていない感じですが、レース自体は上手に運べました。前をカットされるところがありましたが、また伸びていました。力のある所を証明できました」

4着 ヴァイスメテオール(丸山元気騎手)
「スタートはしっかりと出てくれていましたが、もう少し流れて欲しかったです。瞬発力勝負は現時点で分が悪いです。頑張ってくれていますが、まだ伸びしろのある馬です」

5着 プラチナトレジャー(田辺裕信騎手)
「ペースが流れたり、遅くなったり、緩急のある流れになって気性的に対応できませんでした。ゲートの入りは良かったですが、向正面で喧嘩する感じになり、上手く運べませんでした」

6着 タイソウ(石橋脩騎手)
「上手にスタートしてくれましたが、少しコーナリングが上手ではありませんでした。前の馬にはいい流れになったと思いましたが、4コーナーでは手応えで見劣ってしまいました。頑張って走っていますし、これから良くなると思います」

7着 エイカイファントム(岩田望来騎手)
「ゲートは良かったですが、ペースが落ち着いてこの馬の持ち味を出せませんでした。展開が向きませんでした」

11着 ブラックロータス(三浦皇成騎手)
「ペースが早くなって、脚を取られました。これからの馬です」

12着 ディクテイター(北村友一騎手)
「まだ緩さがありますし、これからの馬だと思っています。また頑張りたいと思います」

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