「ＡＪＣＣ・Ｇ２」（２４日、中山）

　主戦も好感触だ。ヴェルトライゼンデは２０日、池添を背に、栗東ＣＷでサトノルークス（５歳オープン）と併せ馬。４馬身後方から追走し、直線は内へ。鞍上のゴーサインに応えて末脚を伸ばすと、６Ｆ８２秒１-３７秒８-１２秒６で１馬身先着した。

　２週連続で騎乗した鞍上は「先週は少し重たく、息遣いも荒い感じでしたが、そこでしっかりやった分、いい反応。息遣いも先週より良くなっています」と上昇気配を伝える。池江師は「動きはいいですね。成長分もあって体は大きくなっている。コースも合うと思う」と楽しみにする。

　菊花賞７着以来の実戦に、池添は「明け４歳で、まだ重賞のタイトルを獲っていない。ここでいい結果を出して、さらに上を目指せる馬だと思う」と力が入る。Ｖ発進を決めて、さらなる大舞台へと歩を進める。