【根岸S展望】フェブラリーSの前哨戦、あの馬の巻き返しを期待

2021年01月26日(火) 06:00

根岸Sに出走予定のタイムフライヤー(撮影:下野雄規)

 ダート1400mはオープン特別こそ多く行われるが、JRA重賞はプロキオンS根岸Sの2つのみ。ダートのスプリンターにとっては数少ない大舞台となる。フェブラリーSへのステップとして臨む馬に加えて短距離指向の馬も多数参戦し、毎年激しい戦いが繰り広げられる。

1.終いの脚が求められる

 スプリンターが多く参戦することから、ペースは速くなりがち。ただでさえ終いの脚が求められる東京コースで、先行馬が押し切るのは簡単なことではない。過去10年、先行してこのレースを勝った馬が16年のモーニンしかいないように、基本的には直線で鋭く末脚を伸ばせる馬が中心となる。

2.距離短縮組が活躍

 過去10年、今回距離短縮となった馬は[6-2-6-25]で複勝率35.9%なのに対し、前走同距離だった馬は[2-6-3-53]で複勝率17.2%、今回距離延長だった馬は[2-2-1-48]で複勝率9.4%。距離短縮組が優勢となっている。

3.余裕のあるローテ

 過去10年、中3週以内で挑んだ馬は[0-2-3-50]で複勝率9.1%しかない。これに対して、中4〜8週の馬は[6-7-6-57]で複勝率25.0%で、中9週以上の馬は[4-1-1-20]で複勝率23.1%。詰めて使ってくる馬より、余裕のあるローテや休み明けで挑んでくる馬の方が成績が良い。


 タイムフライヤーの巻き返しを期待。昨年のフェブラリーS武蔵野Sの走りからして、広い東京コースなら初の1400mも問題なくこなせると見る。短距離指向の馬が多く参戦して前半のペースが速くなりそうなのも、この馬にとっては追い風となるだろう。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す