【シルクロードS展望】高松宮記念へのステップレース、好走条件とは

2021年01月27日(水) 06:00

シルクロードSに出走予定のラウダシオン(撮影:小金井邦祥)

 本番の高松宮記念までは2か月の間隔があるが、阪急杯は1400mなので、関西圏で行われる1200mのステップ重賞はこれひとつだけ。ハンデのGIIIでありながら、ここをステップとして本番でも好走する馬は多い。

1.軽ハンデ馬の台頭の余地は小さい

 過去10年中9年で、57kg(牝馬は55kg)以上を背負った馬が勝っているように、重いハンデを背負う実績馬が順当に能力を発揮してくるケースが多い。高松宮記念ステップとして重要性が増すとともにメンバーレベルが上っており、軽ハンデの格下馬が好走する余地は小さくなっている。

2.小柄より大型馬

 過去10年に行われた中京芝1200m古馬混合オープン戦の成績を馬体重別で見てみると、440〜459kgが連対率9.1%、460〜479kgが連対率8.1%なのに対し、480〜499kgは連対率16.7%、500〜519kgは連対率15.4%、520〜539kgは連対率11.1%。小柄な馬は苦戦気味。

3.距離短縮がやや優勢

 過去10年間に行われた中京芝1200m古馬混合オープン戦の成績を前走の距離別で見てみると、前走も1200mを走っていた馬は連対率9.3%、複勝率16.5%なのに対し、前走からの距離短縮となる馬は連対率16.7%、複勝率20.5%。ここも距離短縮組が優勢と見る。


 ラウダシオンは前走のマイルCSで15着に終わったが、上がり3ハロン33秒台前半を求められるような瞬発力勝負で展開が向かなかった。実績からして左回り替わりはプラスで、近走の先行力を活かした立ち回りからして距離短縮も良さそう。始動戦から巻き返しを期待したい。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す