【シルクロードS予想】荒れた馬場も苦にしないラウダシオンに期待

2021年01月31日(日) 11:24

シルクロードSに出走するラウダシオン(撮影:小金井邦祥)

 ハンデ戦というのが妙だが、シルクロードステークス高松宮記念への重要なステップレース。とくに今年の場合は同じ中京競馬場の芝1200mで行われるとあって、必見だ。

 スピードの絶対値を競うスプリント戦だが、開催が続いて馬場の痛みが激しい。今年の場合はスピードだけではなくパワーも要求されそうだ。

 ◎ラウダシオンは昨年のNHKマイルCの優勝馬。中京競馬場ではファルコンS2着があり、この時は重馬場だった。2歳時には不良馬場で行われたもみじSに勝ち、重馬場の小倉2歳Sでは最速の上りタイムで3着しているように荒れた馬場、時計がかかる馬場は苦にしない。これまでのレース内容から1400mがベストという気もするが、うなるように前へ行く馬なので1600mと1200mだったら、今回の距離の方があっているように思う。

 ○モズスーパーフレアは、昨年の4着馬で、繰り上がりとはいえ高松宮記念優勝馬。スプリンターズSは、この馬であれば我慢できるような前半ラップだったが、外からびっしりと馬体を併されての逃げだっただけに数字以上に厳しいレースになったようだ。前走のJBCスプリントはスタートでやや出負けしたが、内枠から強引にハナを切りにいって失速。それでも初ダートで4着なら悪くない。6歳になって以前のような若々しさは薄れてきた印象を受けるだけに、時計のかかる馬場も大きなマイナスにならないはずだ。

 ▲エイティーンガールは昨年夏のキーンランドC優勝馬で、昨年の当レース2着馬でもある。スプリンターズSは時計が早すぎた印象だが、荒れた馬場はこれまでの実績が示すとおりに得意なはずだ。左回りの経験は少ないが、直線の長いコースなら持ち味を十分に発揮してくれそうだ

 △クリノガウディーは昨年の高松宮記念1位入線馬。いまだに新馬戦優勝のみの1勝馬だがGI競走で1位入線、2着経験と不思議な馬だ。中京競馬場では高松宮記念ほか中京記念2着もあるので、少なくとも苦手ではないはず。スプリンターズSは大外枠に泣かされ、前走は馬体重が12キロ増での出走だった。実績を考えれば58キロは仕方のないところだが、この枠はちょっと外すぎるかもしれない。△ライトオンキュー京阪杯の優勝馬で、キーンランドC2着馬。さすがにスプリンターズSは相手が強かったが、それでも正攻法の競馬で見せ場を作った。短距離重賞で堅実な走りを続けている△トゥラヴェスーラも差はないはずだが、最後に3歳春のファルコンS3着馬△ヴェスターヴァルトの名前を挙げておきたい。

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