【エルフィンS】女傑ジェンティル担当した日迫厩務員と“ラストタッグ”のジェラルディーナを全力応援/POGマル秘週報

東京スポーツ

2021年02月03日(水) 18:46

日迫厩務員とラストタッグのジェラルディーナ(c)netkeiba.com

 音無調教師から「調教で動いている楽しみな馬がいる。まあ、父はエイシンフラッシュだから、実戦でも走るかどうかはわからんけど」と紹介されていたのがデルマセイシエイシンフラッシュ産駒ね、走るかどうかは確かにわからんな。そう軽く流そうと思っていたのだが、血統を確認すると母はクラウンプリンセスではないか。一気に見逃せない馬へと変貌した。

 2009年の日本ダービーで我が◎を進呈したリーチザクラウン。結果はまあ2着だったんだけど、記者にとって思い入れの深いこの馬の全姉にあたるのが…そう、クラウンプリンセスなのだ。

 音無調教師とリーチザクラウンを管理した橋口弘次郎元調教師の親密さはトレセンに出入りしている人間なら誰もが知るところ。新馬戦を勝ち上がり、土曜(6日)のリステッド・エルフィンS(中京芝1600メートル)にデルマセイシが挑むこのタイミングが、記者が記憶している「橋口弘=音無コンビ」のエピソードを披露する絶好のタイミング――と思ったりもしたのだが、それは次回以降に持ち越すことにした。今週に限っていえば、全力応援する馬が他にできてしまったからだ。

 今月末で解散する石坂正厩舎のジェラルディーナ。父モーリス母ジェンティルドンナという血統の彼女のキャリアはまだ始まったばかりだが、石坂正厩舎の所属馬として走るのはおそらく今回のエルフィンSが最後。それは母ジェンティルドンナも担当した日迫厩務員とのタッグも今回でラストなのを意味する。

 つまりは日迫厩務員にしかできない母との比較を聞くのも今回で最後。ジェンティルドンナのぬいぐるみを車に飾っていた一人として、これは非常に寂しいことだ。

ジェンティルドンナもうるさいところがあったけどさ。あの馬の場合は自分で計算してテンションを上げているというか、それを利用してガスを上手に抜いている感じだった。でも、娘のほうはそうじゃなくて、単純にテンションが高い(苦笑)。そういう面も含めて面倒を見てあげたかったんだけど…。転厩した先でも頑張ってもらいたいな」

 日迫厩務員が課題に挙げたのが前走の阪神JF(7着)で浮き彫りになったテンションの高さ。こればかりは時間を要しそうな雰囲気だが、持っているポテンシャルも確かなようで、「いいところまでは行ける素質はあると思う。1週前追い切りでかなり動いたし、今回は状態もいいんだ」とも。現状でもノーチャンスではなかろう。

 非常に残念なのはジェラルディーナを引く日迫厩務員の姿をパドックで見られないことだ。

「厩舎の都合によるけど、おそらくはお姉ちゃん(モアナアネラ=土曜東京メイン・早春Sに出走予定)のほうに付いていくことになるだろうから、エルフィンSのパドックは引けないと思うんだよね。東京から精一杯応援するよ」

 一方で記者は今シーズン2度目の中京遠征。後ろ髪を引かれる思いの日迫厩務員に代わって、現地・中京競馬場で熱烈な声援を送る腹積もりだ。

(松浪大樹)

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